旅の終わりが近づくころ、そろそろ気になるのが「お土産、何を買おう?」という悩み。大切な人へのプレゼントや、自分用の“思い出のかけら”を探す時間は、旅の中でも特別なひとときです。でも、初めてのイタリア旅行では「何が人気なの?」「気軽に買えるのは?」「女子が喜ぶものってどれ?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこのページでは、イタリアならではの美味しいお菓子や、料理に役立つ食材、心ときめく雑貨や香水、日常使いしやすいコスメまで、ジャンルごとにわかりやすく紹介しています。手に取りやすいものから、ちょっと特別感のある逸品までバランスよくセレクトしました。
さらに、スーパーや老舗店、空港など買える場所もあわせて紹介しているので、限られた時間でも満足できるお買い物ができます。
イタリアで買えるおすすめの【お菓子】お土産5選
本場の味やかわいいパッケージに心ときめく、イタリアのお菓子は女子旅のお土産にぴったり。この記事では、スーパーでも買える話題のスイーツから、センスが光る伝統菓子まで、旅行前にチェックしておきたい厳選5品をご紹介します。
ロマンチックな甘さに包まれるチョコレート『Baci(バッチ)』

出典:Baci
ヘーゼルナッツとチョコの絶妙なハーモニーに、誰もが恋をする…それがイタリアの『Baci』です。
「キス」という意味のこのチョコは、愛のメッセージが1枚ずつ包まれており、恋人や友人へのプレゼントにもぴったり。上品な甘さとナッツの香ばしさが特徴で一口サイズで手軽に食べられます。イタリアのスーパーや空港などで気軽に手に入り、購入しやすい価格なのでばらまき用にも優秀。箱入りもあるので、女子旅の記念や自分へのご褒美にもおすすめです。
購入できる場所 | La Rinascente、Eataly、Esselunga |
価格 | 約3〜10ユーロ |
内容量 | 約125g(小箱の場合) |
日持ちの目安 | 約6〜12ヶ月 |
保存方法 | 常温 |
素朴で香ばしいトスカーナの味『カントゥッチーニ』

出典:楽天市場
『カントゥッチーニ(カントゥッチ)』は、アーモンドがぎっしり詰まった硬めの焼き菓子。もともとはトスカーナ地方の家庭で焼かれていたもので、ヴィンサント(甘口ワイン)に浸して食べるのが伝統的なスタイルです。現地では朝食代わりにエスプレッソとともに楽しまれることもあり、甘さ控えめで日本人の口にもよく合います。
特におすすめなのが、フィレンツェの老舗菓子店『Antonio Mattei(アントニオ・マッテイ)』のカントゥッチーニ。ブルーの紙袋が目印で、素朴な味わいが人気です。
購入できる場所 | Antonio Mattei本店(フィレンツェ)、Eataly |
価格 | 約2〜6ユーロ |
内容量 | 約200〜300g |
日持ちの目安 | 約3〜6ヶ月 |
保存方法 | 常温 |
ヘーゼルナッツとカカオの贅沢な出会いが、口の中でとろける『ジャンドゥイオッティ(ジャンドゥーヤ)』

出典:Caffarel
『ジャンドゥイオッティ』は、北イタリア・トリノを代表するチョコレートで、ヘーゼルナッツのペーストを混ぜ込んだ、なめらかで上品な甘さが魅力です。ナポレオン時代のカカオ統制をきっかけに誕生したこのチョコは、歴史的背景もあり、まさに“知る人ぞ知る名品”。銀紙に包まれた台形のフォルムも特徴的です。
高品質で知られるブランド『Venchi(ヴェンキ)』や『Guido Gobino(グイド・ゴビーノ)』は、味にもパッケージにもこだわりが詰まっていて、おしゃれ感度の高い女性へのお土産にも最適。ローマやミラノにある直営店や、『La Rinascente』『Eataly』で購入可能です。
購入できる場所 | Venchi直営店、Eataly、La Rinascente |
価格 | 約8〜20ユーロ(詰め合わせタイプ) |
内容量 | 100g〜300g |
日持ちの目安 | 10〜12ヶ月 |
保存方法 | 常温(涼しい場所推奨) |
レトロ缶が旅の思い出に、心くすぐる優しい味のキャンディー『パスティリエ・レオーネ(LEONE)』

出典:楽天市場
『パスティリエ・レオーネ』は1857年創業の老舗キャンディーブランドで、トリノ発祥の王室御用達菓子です。小粒のキャンディーは天然香料と色素でつくられ、ミントや柑橘、ハーブ系など味のバリエーションも豊富に揃っています。口に入れた瞬間、ほのかに香る自然な風味が広がり、気分転換にもぴったりです。
何より女子の心をつかむのが、手のひらサイズの缶に描かれたクラシカルなデザイン。価格も手頃で、ばらまき土産にも最適です。
購入できる場所 | Leone本店(トリノ)、Eataly、Farmacia(薬局チェーン店) |
価格 | 約3〜5ユーロ |
内容量 | 30g〜50g |
日持ちの目安 | 12ヶ月 |
保存方法 | 常温 |
ほろほろほどけるやさしい甘さ。アーモンド香るイタリアンマカロン『アマレッティ・ディ・サローノ』

出典:楽天市場
『アマレッティ・ディ・サローノ』は、アーモンドと卵白、砂糖を主原料とした小さな焼き菓子です。イタリア北部の町サローノで生まれ、外はカリッ、中はしっとりとした食感が楽しめます。包み紙を開くとふわっと香るアーモンドの香りが広がり、見た目の可愛らしさも手伝って、女子旅の定番土産として人気です。
特に有名なのが『Lazzaroni(ラッザローニ)』社製のもの。ヴィンテージ風の缶入りタイプはギフトにも最適です。
購入できる場所 | La Rinascente、Eataly |
価格 | 約5〜10ユーロ |
内容量 | 150g |
日持ちの目安 | 6ヶ月 |
保存方法 | 常温(湿気に注意) |
イタリアで買えるおすすめの【食べ物・飲み物】お土産10選
イタリアには、味わい深いチーズや香り高いオイル、彩り豊かなパスタなど、料理好きに喜ばれる食べ物・飲み物のお土産が豊富に揃っています。旅の余韻をご自宅で楽しめるような、本場ならではの美味しさを詰め込んだおすすめ10選をご紹介します。
南イタリアの太陽を感じる、レモンの甘くてほろ苦い余韻『リモンチェッロ』

出典:楽天市場
『リモンチェッロ』は、ナポリやアマルフィなど南イタリアで愛されているレモンのリキュールです。レモンの皮をアルコールに漬け込んで作られ、鮮やかな黄色と爽やかな香りが特徴。
冷凍庫でキンキンに冷やして飲むのが本場流で、食後酒(ディジェスティーヴ)として親しまれています。甘みの中にしっかりとした酸味と苦味があり、女性でも飲みやすく、オシャレなボトルデザインはギフトにもおすすめ。料理やスイーツ作りにも活用できる万能さも魅力です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Limonoro、空港免税店 |
価格 | 10〜25ユーロ |
内容量 | 500ml〜700ml |
日持ちの目安 | 開封後1年(未開封なら2年以上) |
保存方法 | 常温(開封後は冷蔵または冷凍) |
ひと振りで本場の味に。贅沢な香りが広がる魔法の調味料『白トリュフ塩』

出典:Tartuflanghe
『白トリュフ塩』は、イタリア北部ピエモンテ州産の高級白トリュフを乾燥させ、海塩と合わせた香り豊かな調味料です。卵料理やリゾット、フライドポテトなど、いつもの料理に少量加えるだけで、まるで高級レストランのような奥行きのある味わいに変わります。蓋を開けた瞬間に広がる芳醇な香りは格別で、料理好きな方への贈り物にもぴったり。
中でも『Tartuflanghe(タルトゥフランゲ)』や『Urbani』といった老舗ブランドが人気で、瓶の見た目も洗練されており、女子旅のお土産にも最適です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Tartuflanghe直営店 |
価格 | 12〜30ユーロ |
内容量 | 30g〜100g |
日持ちの目安 | 約1年 |
保存方法 | 常温(直射日光・高温多湿を避ける) |
深い旨みとコク、時をかけて育まれた本物の味『パルミジャーノ・レッジャーノ』

出典:楽天市場
『パルミジャーノ・レッジャーノ』は、イタリア北部エミリア=ロマーニャ地方を代表するハードタイプの熟成チーズ。最低でも12ヶ月、長いものでは36ヶ月以上熟成され、ほろほろと崩れるような食感と濃厚な旨みが特徴です。
グラタンやリゾットの仕上げに削ってかけたり、薄くスライスしてワインのお供にしたりと、使い方も多彩。日本で手に入るものと比べて、現地では種類や熟成度の選択肢が豊富で、価格もリーズナブル。カット済みの真空パックタイプは持ち帰りにも適しており、料理好きな方へのお土産に非常に喜ばれます。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Peck(ミラノ) |
価格 | 100gあたり4〜6ユーロ |
内容量 | 200g〜500g |
日持ちの目安 | 約2〜4ヶ月(真空パック未開封の場合) |
保存方法 | 冷蔵 |
塩気と旨みがクセになる、古代ローマから続く味わい『ペコリーノ・ロマーノ』

出典:楽天市場
『ペコリーノ・ロマーノ』は、羊の乳から作られる硬質チーズで、ローマを中心に2000年以上愛されてきた伝統食材です。塩味がしっかり効いていて、すりおろしてパスタにふりかければ、シンプルな料理でも格段に風味が増します。
特に「カチョ・エ・ペペ」や「アマトリチャーナ」などローマ名物のパスタには欠かせない存在。味わいはややシャープで、パルミジャーノよりも香りが強く、通好みな印象です。現地では塊で販売されていることが多く、真空パックタイプを選べば持ち帰りにも安心。お料理にこだわりたい方や、チーズ通の方へのお土産として非常におすすめです。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Volpetti、空港 |
価格 | 100gあたり3〜5ユーロ |
内容量 | 200g〜400g |
日持ちの目安 | 約2〜3ヶ月(真空パック未開封の場合) |
保存方法 | 冷蔵 |
お皿の上が一気に華やぐ、カラフルでユニークな本場パスタ『ファルファッレ・コンキリエ』

出典:楽天市場
イタリア旅行のお土産として定番人気の『パスタ』は、ファルファッレ(蝶ネクタイ型)やコンキリエ(貝殻型)など、形や色が豊富で見た目にも楽しめるのが魅力です。
特にトマト、ほうれん草、ビーツなどの天然素材で色づけされたカラフルなパスタは、ギフトとしても映える一品。現地のスーパーや専門店では、職人が手作業で仕上げた「アーティザナルパスタ」も手に入り、食感やソースの絡み方も格別です。軽くてかさばらず、料理好きな友人や家族にも喜ばれるアイテム。ひと味違った“本場の味”を、日本でも再現できます。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Pastificio Gentile |
価格 | 3〜8ユーロ |
内容量 | 250g〜500g |
日持ちの目安 | 約1年 |
保存方法 | 常温(湿気を避けて保管) |
芳醇な香りと滑らかな舌触り。イタリア料理の原点がここに『オリーブオイル』

イタリアの食文化を語るうえで欠かせないのが『オリーブオイル』。特にトスカーナやプーリア地方産のエキストラバージンオリーブオイルは、フレッシュで豊かな香りと、ピリッと心地よい辛味が特徴です。
サラダにそのままかけたり、パンに浸して楽しむだけでも違いが実感できる品質で、日本では手に入りにくい希少な銘柄も見つかります。デザイン性の高いボトルや缶入りタイプは、キッチンに置いても絵になるため、料理好きな女性へのお土産として人気です。
中でも『Frantoio Muraglia』や『Laudemio』などのブランドは、品質と美しさを兼ね備えた逸品として高く評価されています。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Frantoio Muraglia |
価格 | 8〜25ユーロ |
内容量 | 250ml〜750ml |
日持ちの目安 | 約1年 |
保存方法 | 常温(直射日光を避けて保管) |
噛むたびに広がる濃厚な塩気とコク。大人の味わいをそのままお土産に『ボッタルガ』

出典:楽天市場
『ボッタルガ』は、主にマグロやボラの卵巣を塩漬け・乾燥させたイタリア版の「からすみ」で、サルデーニャ島やシチリア島を中心に親しまれています。
琥珀色に輝く見た目と、しっかりと凝縮された旨みが特徴で、薄くスライスしてそのままつまむほか、パスタに削って加えると格別な一皿になります。ワインとの相性も抜群で、食通な方へのお土産として非常に重宝されます。
塊タイプだけでなく、パウダー状やオイル漬けのバリエーションもあり、用途に合わせて選べるのも魅力。現地では冷蔵コーナーに並ぶ高級食材のひとつで、日本ではなかなか手に入らない希少な逸品です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、San Lorenzo Market(フィレンツェ) |
価格 | 20〜40ユーロ |
内容量 | 80g〜150g |
日持ちの目安 | 約6ヶ月(真空包装の場合) |
保存方法 | 冷蔵(開封後は密閉して保存) |
カリッと香ばしいひと口に、オリーブオイルとワインの香りが広がる『タラッリ』

出典:楽天市場
『タラッリ』は、プーリア州やカンパニア州など南イタリアで親しまれている伝統的な乾パンです。見た目は小さなリング型のクラッカーで、小麦粉にオリーブオイルや白ワインを加えて焼き上げるのが特徴。塩味の効いたシンプルなタイプから、フェンネルやチリ、ローズマリー入り等バリエーションも豊富です。
外はカリッと、中はややホロホロとした食感で、一度食べると止まらなくなる魅力があります。おつまみや軽食としてはもちろん、コーヒーやビールとも好相性。軽くて割れにくく、袋入りで持ち帰りやすいため、ばらまき土産にも最適です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Sapori & Dintorni、空港 |
価格 | 2〜5ユーロ |
内容量 | 200g〜400g |
日持ちの目安 | 約3〜6ヶ月 |
保存方法 | 常温(湿気を避けて保存) |
香り立つ濃厚だしが決め手。一振りで本格イタリアンの味わいに『乾燥ポルチーニ』

出典:楽天市場
『乾燥ポルチーニ』は、イタリアの森で採れる高級きのこ「ポルチーニ茸」をスライスして乾燥させた保存食です。水で戻すとふっくらとした食感と豊かな香りがよみがえり、パスタやリゾット、スープ、肉料理など幅広い料理に深い旨みを加えてくれます。
戻し汁も絶品で、だしとして使えば格段に風味が増します。特に秋に収穫されたものは香りが格別で、「料理好きの女性へのギフトに贈ると喜ばれた」という声も多い人気アイテム。軽くてかさばらず、真空パック包装なら鮮度も保てるため、お土産に最適です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Mercato Centrale(フィレンツェ) |
価格 | 6〜15ユーロ |
内容量 | 30g〜100g |
日持ちの目安 | 約1年 |
保存方法 | 常温(湿気を避け密閉保存) |
豊かな香りと深い余韻。一口で思い出がよみがえる本場の味『ワイン(ベリーニ・サッシカイアなど)』

出典:楽天市場
イタリアは世界有数のワイン大国であり、土地ごとに個性豊かな銘柄が揃っています。ヴェネツィア生まれの桃のカクテルワイン『ベリーニ』は、爽やかで飲みやすく、女子旅のお土産として特に人気。
いっぽうトスカーナ地方の高級赤ワイン『サッシカイア』は、濃厚でエレガントな味わいが特徴で、ワイン通の方への贈り物にもぴったりです。軽めの白・ロゼから重厚な赤ワインまで、選ぶ楽しさも魅力。
現地での価格は日本よりもずっと手頃なうえ、空港の免税店や高級デパートではギフト向けの美しいボトルも豊富に取り揃えられています。旅の思い出をグラスの中に閉じ込めた、まさに“飲むお土産”です。
購入できる場所 | Eataly、La Rinascente、Enoteca Ferrara(ローマ)、フィウミチーノ空港 |
価格 | 8〜80ユーロ(銘柄による) |
内容量 | 750ml |
日持ちの目安 | 約2〜10年(赤は長期熟成可) |
保存方法 | 常温(直射日光・高温を避け、寝かせて保存) |
イタリアで買えるおすすめの【雑貨】お土産5選
イタリア旅行の思い出を香りや色、手触りで持ち帰れるのが雑貨のお土産。おしゃれな歯磨き粉や自然派石鹸、高品質な革小物まで、女子旅にもぴったりな“センスが光る”おすすめ雑貨を厳選してご紹介します。
おしゃれ感も香りも◎イタリア生まれの歯磨き粉『MARVIS(マービス)』

出典:MARVIS
『MARVIS(マービス)』は、イタリア・フィレンツェ発の高級歯磨き粉ブランド。銀色のクラシックなチューブとヴィンテージ調のパッケージが印象的で、使うたびに気分が上がるデザインです。ミントやジャスミン、シナモン、ジンジャーなど香りのバリエーションが豊富で、まるで香水を選ぶような楽しさがあります。
泡立ちは控えめながら磨き心地は爽やかで、海外ならではのユニークなフレーバーも魅力のひとつ。イタリアではドラッグストアや百貨店で手軽に購入でき、サイズ展開も多いためお土産として配りやすいのもポイントです。
購入できる場所 | La Rinascente、Eataly、空港(フィウミチーノ空港・マルペンサ空港) |
価格 | 4〜12ユーロ(サイズ・種類による) |
サイズ・重量 | 25ml〜85ml/約40g〜110g |
手を洗うたびにアマルフィの風景がよみがえる、爽やかな癒しの香り『レモン石鹸』

出典:楽天市場
『レモン石鹸』は、アマルフィやソレントなど南イタリアのレモンの名産地で多く見かける、香り高く見た目も可愛らしいナチュラルソープです。レモンのエッセンシャルオイルが配合されており、さっぱりとした洗い上がりで、手肌にほんのりと爽やかな香りが残ります。
観光地ではレモンの形を模した石鹸や、ハンドメイドの包装が施されたアートのような石鹸も販売されており、見ているだけでも楽しくなります。ナチュラル派の女性や美容に気をつかう方へのプチギフトにぴったりで、旅行気分を分け合えるようなアイテムです。
購入できる場所 | Antichi Saponi、Limonoro、La Rinascente、ナポリ空港・カプリ港売店 |
価格 | 3〜8ユーロ |
サイズ・重量 | 100g前後(形状により異なる) |
手にするたびに味わいが深まる。本場フィレンツェの職人技革小物『イル ビゾンテ』

出典:IL BISONTE
『イル ビゾンテ(IL BISONTE)』は、1970年にフィレンツェで誕生したレザーグッズブランド。上質なイタリアンレザーを使用し、使い込むほどに艶と柔らかさが増していく経年変化が魅力です。財布やカードケース、キーリングなどの小物は特に人気が高く、旅先で手に入れた革製品が「育つ楽しみ」を与えてくれるのもポイント。
ブランドの刻印であるバッファローロゴもさりげなく、飽きのこないシンプルなデザインは、男女問わず長く愛用できます。現地の直営店では日本未発売カラーや限定アイテムが見つかることもあり、革好き・ブランド好きの方には見逃せないお土産です。
購入できる場所 | IL BISONTE本店(フィレンツェ)、La Rinascente、 |
価格 | 40〜150ユーロ(商品タイプにより異なる) |
サイズ・重量 | 商品により異なる(例:カードケース 約10×7cm/約50〜100g) |
五感で感じるルネサンス。心に残る旅の余韻を、香りで持ち帰る『フィレンツェ産の香水』

フィレンツェは、イタリア香水文化の発祥地とされ、世界的にも高く評価されている香水の街です。なかでも『Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局)』は1221年創業の世界最古の薬局で、修道士たちが調香したレシピが現代にも受け継がれています。
ローズやラベンダー、柑橘系など自然の香りをベースにした香水は、やわらかく品のある香り立ちで、日本では手に入りにくい限定品もあります。瓶や箱も美しく、まるで小さな美術品のよう。香水好きの女性にはもちろん、旅の記憶を香りで残したい方にもおすすめです。
購入できる場所 | Santa Maria Novella本店(フィレンツェ)、La Rinascente、フィレンツェ空港 |
価格 | 80〜120ユーロ |
サイズ・重量 | 30ml〜100ml/100g〜250g(パッケージ含む) |
可愛くて優秀、しかもお手頃。毎日使いたくなる『イタリア発コスメ』

出典:L’ERBOLARIO
イタリア発のコスメブランドは、価格・品質・デザインの三拍子がそろった優秀アイテムが豊富です。
『KIKO MILANO』は、発色の良いリップやアイシャドウが人気で、シーズンごとの限定コレクションも見逃せません。『PUPA』は遊び心あるデザインが魅力で、特に動物型やハート型のパレットが若い女性に大人気。『L’ERBOLARIO』は植物由来の自然派コスメブランドで、香りの良いボディクリームやハンドケア用品が充実しています。
いずれもパッケージが可愛く、価格も手頃なので、ばらまき土産や自分へのご褒美におすすめ。イタリアの美意識を感じられる、おしゃれで実用的なお土産です。
購入できる場所 | KIKO直営店、La Rinascente、空港(フィウミチーノ・ミラノ空港) |
価格 | 3〜25ユーロ(商品による) |
サイズ・重量 | 商品により異なる(例:リップ約3g/ボディクリーム約250ml) |
イタリアでお土産を買えるおすすめスポット5選
せっかくのイタリア旅行、どこでお土産を買えばいいか迷ってしまう方も多いはず。品質もセンスも妥協しない本場の逸品を手に入れるなら、現地で信頼される名店やスーパーを訪れてみて。編集部おすすめの5スポットをご紹介します。
ばらまき土産から本格食材まで、手頃に揃う現地密着のお買い物スポット『大型スーパーマーケット Esselunga』

出典:Esselunga
イタリアのスーパーマーケットは、観光土産店とは違う“リアルなイタリア”を感じられる場所。なかでも『Esselunga(エッセルンガ)』は、北部を中心に展開する大型スーパーで、豊富な品揃えと清潔感のある店内が特徴です。
Baciチョコやカントゥッチーニ、パスタ、白トリュフ塩、KIKO MILANOの一部商品まで、お土産にぴったりのアイテムが驚くほど手軽な価格で購入できます。レジ袋は有料なので、マイバッグを持参するのもポイント。観光地に比べて落ち着いた雰囲気で、安心して買い物ができるのも魅力です。
住所 | Viale Piave 18, 20129 Milano MI, Italia(ミラノ店) |
営業時間 | 月〜土 7:30〜21:00/日 8:00〜20:00 |
休館日 | なし(年末年始は変更あり) |
電話番号 | +39 02 7611 2345 |
100年以上愛され続けるイタリアのチョコレート芸術『Venchi(ヴェンキ)』

出典:Venchi
1878年創業の『Venchi(ヴェンキ)』は、ピエモンテ州発の老舗チョコレートブランド。代表的なジャンドゥイオッティやタブレット型のチョコに加え、量り売りのバラエティ豊かなボンボンチョコレートが人気です。
高級感のあるギフトボックスや限定パッケージも多く、年齢問わず喜ばれる華やかなお土産になります。直営店ではジェラートも併設されており、訪れるだけでも楽しい空間。特にミラノやローマ、フィレンツェなどの観光都市の店舗はアクセスも良く、空港内店舗もあり、帰国前に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
住所 | Via del Corso 335, 00186 Roma RM, Italia(ローマ本店) |
営業時間 | 月〜日 10:00〜21:00 |
休館日 | 無休(祝日等で変動する場合あり) |
電話番号 | +39 06 3265 0074 |
800年の歴史を受け継ぐ、香りと植物療法の聖地『サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局』

出典:Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella
『Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella』は、1221年にドミニコ会修道士によって創設された、世界で最も古い薬局のひとつ。香水、石鹸、ボディケア製品などはすべて天然由来成分にこだわり、時代を超えて愛され続けています。
中でも“王妃の水”ことアックア・デッラ・レジーナ(Acqua della Regina)は、かつてフランス王妃カトリーヌ・ド・メディチに献上された香水で、現在も人気No.1。重厚な内装の本店はまるで美術館のような空間で、訪れるだけでも価値あるスポットです。上質な贈り物として、香りに敏感な女性に喜ばれる逸品が揃います。
住所 | Via della Scala 16, 50123 Firenze FI, Italia(フィレンツェ本店) |
営業時間 | 月〜日 9:00〜20:00 |
休館日 | 無休(12月25日・1月1日は休業の場合あり) |
電話番号 | +39 055 216276 |
経年変化を楽しむ、本物の革と出会えるイタリアの老舗『イル ビゾンテ フィレンツェ』

出典:IL BISONTE
1970年にワニー・ディ・フィリッポによって創業された『IL BISONTE(イル ビゾンテ)』は、イタリアンレザーを贅沢に使用した革製品ブランド。使い込むほどに手になじみ、色艶が深まる“育てる革”として世界中にファンを持ちます。
フィレンツェ本店は、落ち着いた路地裏に構える歴史ある佇まいで、財布やポーチなどの小物からバッグまで多彩なラインナップをじっくり選べるのが魅力。日本未発売カラーや限定モデルも取り扱っており、革好きにはたまらない空間です。スタッフも親切で、購入したアイテムにその場で刻印サービスをしてくれるのも旅の特別な思い出に。
住所 | Via del Parione 31R, 50123 Firenze FI, Italia |
営業時間 | 月〜土 10:30〜19:00/日 11:00〜18:00 |
休館日 | 不定休(祝日などは事前確認を推奨) |
電話番号 | +39 055 215737 |
植物の力で美しく。香り高く心地よい“癒し”のコスメが揃う場所『レルボラリオ直営店』

出典:フォートラベル
『L’ERBOLARIO(レルボラリオ)』は、1978年にイタリア北部ローディで創業した自然派コスメブランド。植物エキスや精油を用いたボディクリーム、ハンドソープ、香水などは、肌にやさしく香り高い仕上がりが特徴です。
特に女性に人気の「ローズ」や「ピオニー」のシリーズは、見た目も香りもエレガントで、自分へのご褒美にもギフトにも最適。街中の小さな直営ブティックは緑と木の温もりに満ち、商品を試しながらゆっくりと選べる心地よい空間です。日本未上陸の商品も多く、旅先でしか出会えない特別な一品が見つかります。
住所 | Via del Corso 55, 00186 Roma RM, Italia(ローマ店) |
営業時間 | 月〜土 10:00〜19:30/日 11:00〜19:00 |
休館日 | 無休(クリスマス・元日は休業の可能性あり) |
電話番号 | +39 06 678 2746 |
まとめ
イタリアでのお土産選びは、その旅をより豊かに、心に残るものにしてくれます。今回ご紹介したお菓子や食べ物、コスメ、雑貨は、どれも現地でしか出会えない魅力にあふれたものばかり。女性に喜ばれる商品や、スーパーで手軽に購入出来るものなど実用性と話題性を兼ね備えています。
旅行前にあらかじめチェックしておくことで、時間を無駄にせず、現地でのショッピングもスムーズに。大切な人や自分への贈り物として、思い出と一緒に持ち帰れるアイテムをぜひ見つけてみてください。