インドでおすすめのお土産特集🇮🇳スーパーで買えるばらまき用お菓子やちょっと変わったスパイス系まで紹介

インド お土産

「インドって魅力的なお土産が多いけど、何を選べばいいの?」そんな悩みを抱えている方へ。

インドには、日本では見かけないユニークなお菓子や、自然派のアーユルヴェーダコスメ、色鮮やかな布雑貨など、目移りするほどたくさんの素敵なアイテムがあります。でも、初めて訪れる方にとっては、どこで何を買うべきか迷ってしまうことも多いはず。

この記事では、ジャンル別におすすめのお土産を丁寧に解説し、買える場所や価格や持ち帰りやすさもまとめています。旅行中に「これ買ってよかった!」と思える一品に出会えるよう、旅好き目線でご紹介します。

目次

インドで買えるおすすめの【お菓子】お土産

インドには、見た目も味もユニークなお菓子がたくさんあります。ちょっぴりスパイシーだったり、とびきり甘かったり、日本ではなかなか出会えない美味しさが詰まっています。旅の思い出をおすそ分けするなら、心に残る「おいしい驚き」を選んでみませんか?

止まらない、スパイスの誘惑『ナムキン』

ナムキン

出典:楽天

スパイシーなスナックミックス『ナムキン』は、インド全土で親しまれている定番のお菓子です。ひよこ豆粉や米粉で作られた揚げスナックに、ピーナッツやカシューナッツ、ドライフルーツが加えられ、カレー風味や唐辛子などのスパイスがしっかり効いています。

甘くないお菓子を好む方へのお土産としても最適で、お酒のおつまみにもぴったりです。

購入できる場所 スーパー、空港、街中のスナック店
価格 50〜150ルピー(100〜300円)
内容量 約200g〜500g
日持ちの目安 1ヶ月
保存方法 常温

とろける甘さに、恋をする『グラブジャムン』

グラブジャムン

出典:楽天

『グラブジャムン』は、インドを代表するスイーツとして現地の人々に長く愛されてきた伝統的なお菓子です。

ミルクをじっくり煮詰めた「カラジャムン」を生地にし、黄金色に揚げた後、バラの香りやカルダモンがほんのり漂う濃厚なシロップにたっぷり漬け込まれています。そのしっとりとした食感と深い甘みは、一度食べると忘れられない味わいです。

温めるととろけるような舌触りになり、冷やすとプリンのような食感が楽しめるため、お好みに応じてアレンジが可能です。甘党の方へのお土産や、話題性のあるスイーツとしても大変おすすめです。

購入できる場所 スーパー、スイーツ専門店、空港
価格 100〜300ルピー(200〜600円)
内容量 250g〜500g(缶やパック入り)
日持ちの目安 2週間
保存方法 常温(開封後は冷蔵)

まるい幸せ、ひとくちの伝統を感じられる『ラドゥ』

ラドゥ

出典:楽天

『ラドゥ』は、インドの宗教行事やお祝いごとで必ずと言っていいほど登場する、非常に伝統的なお菓子です。

丸い形が特徴で、使われる材料は地域や家庭ごとに異なりますが、代表的なのはベサン(ひよこ豆粉)をギー(インドのバター)で香ばしく炒め丸めたものです。

ひと口食べると香ばしさとやさしい甘さが口いっぱいに広がり、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。手作り感のある見た目と素朴な味わいで、日本の方にも親しみやすく、女性や年配の方へのお土産にも最適です。見た目もかわいらしいので、インドらしい贈り物として喜ばれます。

購入できる場所 スーパー、空港
価格 100〜250ルピー(200〜500円)
内容量 6〜12個入り
日持ちの目安 5〜10日
保存方法 常温(暑い時期は冷蔵推奨)

インドの国民的ビスケット、そのやさしさをおすそわけ『Parle-G』

Parle-G

出典:楽天

インドのほとんどの家庭にあると言っても過言ではない『Parle-G』は、インド国民にとって懐かしさと安心感を与えてくれるロングセラーのビスケットです。

1940年代から続く歴史あるブランドで、やさしい甘さと軽い食感が魅力です。紅茶やチャイとの相性が抜群で、現地では朝食代わりやおやつとして日常的に楽しまれています。

個包装タイプやファミリーパックもあり、配りやすく、ばらまき用のお土産としても非常に便利です。価格も手頃で、現地のスーパーやキオスクで手軽に購入できます。素朴ながらも心がほっとする味わいは、幅広い世代に喜ばれるインド土産のひとつです。

購入できる場所 スーパー、コンビニ、空港
価格 10〜100ルピー
内容量 50g〜300g(小袋〜ファミリーパック)
日持ちの目安 6ヶ月
保存方法 常温

香りと食感が至福のティータイムを導く『カラチベーカリーのクッキー』

カラチベーカリーのクッキー

出典:楽天

『カラチベーカリーのクッキー』は、南インド・ハイデラバード発の老舗ベーカリーブランド「Karachi Bakery(カラチ・ベーカリー)」が手がける高品質な焼き菓子です。

とくに人気の「フルーツビスケット」は、バターの風味とドライフルーツの甘み、ナッツの香ばしさが絶妙に調和し、ひとくちで贅沢な気分を味わえます。

サクッと軽い食感に上品な香りが加わり、紅茶やチャイとの相性も抜群でインドの香りと味を楽しむことが出来ます。パッケージデザインも華やかで高級感があり、贈り物としてもおすすめ。女性やスイーツ好きの方へのお土産として、間違いのない逸品です。

購入できる場所 空港、高級スーパー、ベーカリー専門店
価格 200〜500ルピー
内容量 400g前後(箱入り)
日持ちの目安 3ヶ月
保存方法 常温

口の中でほろりととろける甘い魔法『ソーンパプディ』

ソーンパプディ

出典:Ambika SHOP

『ソーンパプディ』は綿あめのように繊細でほろほろと崩れる独特の食感が魅力のインド伝統菓子です。煮詰めて糸状に引き延ばしながら作られており、ふんわりと軽い口どけが特徴です。

一見すると四角くカットされたヌガーのようですが、口に入れるとまるで繊維のように崩れていき、ほんのりとした甘さとナッツの香ばしさが広がります。

カルダモンやピスタチオを加えた風味豊かなバリエーションもあり、見た目のユニークさからもインパクトのあるお土産として人気を博しています。高級感のある箱入りタイプも多く、幅広い世代に喜ばれる一品です。

購入できる場所 スーパー、空港、スイーツ専門店
価格 100〜400ルピー
内容量 250g〜500g
日持ちの目安 2ヶ月
保存方法 常温

ミルクの濃厚さに、心ほどける『バルフィ』

バルフィ

出典:Wikipedia

『バルフィ』は、インドの家庭やお祝いの場でよく見かける、しっとり濃厚なミルクベースのお菓子です。

ミルクをじっくり煮詰めて水分を飛ばし、砂糖やギーを加えて固めた生地は、まるで濃厚なミルクキャラメルのよう。見た目はシンプルですが、ひとくち食べるとミルクの深い甘みと、ほんのり香るカルダモンの風味が口いっぱいに広がります。

ピスタチオやアーモンドが散りばめられたものや、カカオやマンゴー味などアレンジのバリエーションも豊富です。特別感のある味と、銀箔をあしらった上品な見た目は、お土産として渡したときにきっと話題になりますよ。甘いもの好きな方への贈り物にぴったりです。

購入できる場所 スイーツ店、スーパー、空港
価格 150〜400ルピー
内容量 200g〜500g
日持ちの目安 7日〜2週間(商品により異なる)
保存方法 常温または冷蔵(要確認)

銀箔に包まれた、上品なひと粒『カージュカトリー』

カージュカトリー

出典:ロコタビ

『カージュカトリー』は、インドの伝統スイーツの中でも「特別なお菓子」として知られています。

カシューナッツを使用した生地を薄く伸ばしてひし形にカット。仕上げには食用の銀箔(ヴァルク)が丁寧にあしらわれ、見た目の美しさもひときわです。味は濃厚ながらも口当たりが軽く、ナッツの自然な甘みが上品に広がります。

お祝いの贈り物としてもよく使われるため、お土産に選べば「いいものを選んでくれた」と思ってもらえること間違いなしです。甘さ控えめなタイプも増えてきているので、日本人の口にもよく合いますよ。

購入できる場所 高級スイーツ店、空港、スーパー
価格 250〜600ルピー
内容量 250g〜500g
日持ちの目安 1〜2週間
保存方法 常温(高温多湿を避ける)

インドで買えるおすすめの【食べ物・飲み物】お土産

インドには、おいしさとスパイスがぎゅっと詰まったユニークな食べ物・飲み物がたくさんあります。お湯を注ぐだけ、炊くだけで旅の味がよみがえるものばかり。ちょっと特別な「おいしいお土産」、探してみませんか?

お湯を注げば、そこはインドのティースタンド『インスタントチャイ』

インスタントチャイ

出典:楽天

『インスタントチャイ』は、忙しい日常の中でも本格的なチャイの味を楽しめる、便利で美味しいインド土産です。

お湯を注ぐだけで、スパイスの効いた甘く濃厚なチャイが簡単に完成。シナモンやカルダモン、ジンジャーなどがほんのり香る本格派も多く、現地で人気の「Wagh Bakri」や「Girnar」などのブランドは特におすすめです。

小分けのスティックタイプは職場や旅先でも楽しめて、ばらまき用にもぴったり。日本では手に入りにくいため、チャイ好きな方にはきっと喜ばれるお土産です。

購入できる場所 スーパー、空港、チャイ専門店
価格 150〜300ルピー
内容量 10包入り(1包12〜15g)
日持ちの目安 6ヶ月〜1年
保存方法 常温

香りひとさじ、旅の続きをキッチンで『スパイス(Roopak Stores/MK Retail Spices)』

スパイス

出典:Roopak online Store

インド料理の決め手といえば、やっぱりスパイス。『Roopak Stores』や『MK Retail Spices』は、現地の料理好きからも絶大な支持を集める専門店で、良質なスパイスがずらりと並んでいます。

クミン・コリアンダー・ガラムマサラなどの定番はもちろん、ビリヤニ用やチャイ用などブレンドスパイスも豊富。

日本ではなかなか手に入らない香り高い本場のスパイスは、料理好きな方へのお土産にぴったりです。パウチや瓶入りなどパッケージも選べて、キッチンに並べるだけでも気分が上がりますよ。旅先で出会った味を、おうちでも気軽に再現できるのが魅力です。

購入できる場所 Roopak Stores各店舗、MK Retail、スーパー
価格 50〜250ルピー(種類により異なる)
内容量 50g〜200g
日持ちの目安 1〜2年
保存方法 常温(直射日光を避ける)

自然が育てた、やさしい塩味『ヒマラヤ岩塩』

ヒマラヤ岩塩

出典:楽天

『ヒマラヤ岩塩』は、インドやパキスタン北部で採れる天然のミネラルたっぷりなお塩。美しいピンク色が特徴で、見た目にも特別感があり、お土産としておすすめです。

まろやかで深みのある味わいは、お肉料理やゆで卵などシンプルな料理にひとふりするだけで、素材の旨みを引き立ててくれます。細かく粉砕されたパウダータイプのほか、粒タイプや岩のままのブロック状など、使い道に応じて選べるのも嬉しいポイント。

料理用だけでなく、バスソルトとして使えるタイプもあるので、用途を伝えて選ぶと喜ばれますよ。軽くて割れにくく、スーツケースの中でも安心して持ち帰れるお土産です。

購入できる場所 スーパー、自然食品店、空港
価格 80〜300ルピー
内容量 100g〜500g(タイプにより異なる)
日持ちの目安 半永久的(変質しない限り)
保存方法 常温

あたためるだけで完成!インドの食卓に早変わりできるレトルトカレー『パラックパニール』

パラックパニール

出典:楽天

『パラックパニール』は、ほうれん草のカレーにインド風カッテージチーズ「パニール」を加えた、ヘルシーで人気の高いベジタリアンカレーです。

本格的な味わいをレトルトで手軽に楽しめるのが、インド土産としても人気の高いこのアイテム。レトルトとは思えないほどコクがあり、スパイスも程よく香って日本人の口にもとても合います。温めるだけで完成するので、忙しい日のランチやちょっと特別な夕食にもぴったり。

ナンやごはんと一緒に楽しむのはもちろん、アレンジしてグラタンやパスタにするのもおすすめです。軽くて持ち運びやすく、保存もきくため、荷物が増えがちな旅行中でも安心して選べるお土産です。

購入できる場所 スーパー、空港、コンビニ、レトルト専門店
価格 120〜300ルピー
内容量 250g〜300g(1人前)
日持ちの目安 1年〜1年半
保存方法 常温

お湯を注いで2分で完成、スパイシーなほっとひと息『マギーヌードル』

マギーヌードル

出典:楽天

『マギーヌードル』は、ネスレが販売するインド版インスタントラーメンで、現地では子どもから大人まで誰もが知っている定番の軽食です。

中でも人気なのが「マサラ味」。程よい辛さとスパイスの風味が効いたスープに、もちっとした細めの麺がよく絡み、やみつきになる味わいです。

調理はとても簡単で、お湯と鍋さえあれば約2分で完成します。小腹が空いたときや忙しい日のお昼にぴったり。スーパーで気軽に手に入り、価格もリーズナブルなので、ばらまき用のお土産にもおすすめの一品です。

購入できる場所 スーパー、コンビニ、空港、ローカルショップ
価格 15〜40ルピー
内容量 70g〜140g(種類により異なる)
日持ちの目安 6ヶ月〜1年
保存方法 常温

南インドの風を、ゆっくり味わうこだわりの一杯『モンスーン・マラバール』

モンスーン・マラバール

出典:楽天

『モンスーン・マラバール』は、インド南西部のマラバール海岸で生まれた特別な製法のコーヒー豆。

モンスーン(季節風)の湿気を数週間あてて熟成させることで、酸味が抑えられ、まろやかで深みのある独特の風味に仕上がります。スモーキーな香りと重厚なコクが特徴で、ブラックでもミルク入りでも美味しく楽しめる、まさに“大人のための一杯”

他のインド産コーヒーと違い希少性も高く、知る人ぞ知る通好みの味わいです。コーヒー好きな方へのお土産や、自分へのちょっとしたご褒美にもおすすめですよ。

購入できる場所 コーヒー専門店、高級スーパー
価格 250〜800ルピー
内容量 100g〜250g(豆・粉)
日持ちの目安 6ヶ月〜1年(開封前)
保存方法 常温

自然のままの甘さ、毎日にひとさじのご褒美蜂蜜『Honey&Spice』

Honey&Spice

出典:Amazon

『Honey & Spice』は、インド各地の養蜂場から採れた天然の蜂蜜を丁寧に瓶詰めした、人気のお土産です。加熱処理を行わない「ローハニー」は、栄養がそのまま残っているのが特徴。

ユーカリ・ヒマラヤンワイルドフラワー・ニームなど、地域や花の種類によって風味がまったく違うので、選ぶ楽しさもあります。パンやヨーグルトに合わせるのはもちろん、紅茶やチャイに入れても◎。

美味しさだけでなく、パッケージもシンプルでおしゃれなので、女性へのお土産や美容意識の高い方にもきっと喜ばれます。

購入できる場所 オーガニックショップ、空港
価格 250〜600ルピー
内容量 150g〜300g
日持ちの目安 2年(未開封)
保存方法 常温

パリッとひと口、スパイス香る食卓の名脇役『パパド』

パパド

出典:楽天

『パパド』は、ひよこ豆やレンズ豆などの粉で作られた薄焼きせんべいのようなおつまみで、インドの家庭料理ではおなじみの存在。

揚げたり焼いたりするだけで、パリッとした食感とスパイスの香りが一気に広がり、どんな食事にもぴったり合います。そのままおつまみにしたり、砕いてサラダやヨーグルトにトッピングしたりとアレンジも自由自在。

ブラックペッパー・クミン・ガーリックなどの風味が効いたものが多く、日本ではなかなか味わえない組み合わせです。軽くてかさばらず、割れにくいパック入りが主流なので、お土産としても持ち帰りやすいのが嬉しいポイント。ちょっとした“インドの味”をおうちで楽しめます。

購入できる場所 スーパー、スパイス店、空港
価格 50〜200ルピー
内容量 100g〜250g
日持ちの目安 3ヶ月〜6ヶ月
保存方法 常温(湿気を避けて保管)

お米と一緒に炊くだけ、本場の香りを家庭で再現『ビリヤニの素』

ビリヤニの素

出典:楽天

『ビリヤニの素』は、スパイスの香りと旨みがぎゅっと詰まった、炊き込みごはん風のインド名物「ビリヤニ」をおうちで簡単に楽しめるスパイスです。

炊飯器や鍋にお米・具材・この素を入れて炊くだけで、本場の味わいを楽しめます。スパイスの効いたマトンやチキンタイプはもちろん、ベジタリアン向けのものもあり、辛さや風味のバリエーションも豊富です。

ブランドとしては「Eastern」や「MTR」などが人気で、日本人にも食べやすい味に調整されたものが多くなっています。料理初心者でも失敗しにくく、パッケージも軽くて扱いやすいので、お料理好きへのお土産や、旅の思い出を食卓で再現したい方にぴったりです。

購入できる場所 スーパー、空港、スパイス専門店
価格 100〜250ルピー
内容量 100g〜200g(2〜4人分)
日持ちの目安 1年〜1年半
保存方法 常温

インドで買えるおすすめの【雑貨】お土産

色、模様、香り…インドの雑貨には、旅の思い出をそっと閉じ込めたような魅力があります。使うたび、身につけるたびに心がふっと和む。そんな“とっておき”の雑貨お土産、見つけてみませんか?

肌にやさしく、気持ちまで整うインドの恵み『アーユルヴェーダコスメ』

アーユルヴェーダコスメ

出典:楽天

『アーユルヴェーダコスメ』は、インドの伝統医療“アーユルヴェーダ”に基づいて作られた自然派コスメ。ハーブやスパイス、天然オイルなどを使っていて、肌にやさしく、香りにも癒されます。

有名ブランドでは『Forest Essentials』『Biotique』『Khadi Natural』などがあり、シャンプーやフェイスクリーム、オイル、美容石けんなど、種類もとても豊富です。特にジャスミンやローズ、サンダルウッドの香りはリラックス効果が高く、ギフトとしても人気。

パッケージもおしゃれで、女性へのお土産としては定番中の定番です。肌をいたわるやさしい使い心地に、きっと心まで整うはずです。

購入できる場所 空港、コスメ専門店、スーパー
価格 100〜800ルピー
サイズ・重量 石けんやオイルは50g〜150g

木版から生まれる、暮らしに彩りを添える布たち『ブロックプリント製品』

ブロックプリント製品

出典:楽天

『ブロックプリント製品』は、木版を使って一色ずつ丁寧に手押しされる、インドの伝統工芸です。特にラジャスタン州のジャイプールはその技術で有名となっています。

テーブルクロスやスカーフ・バッグなど、アイテムの種類も豊富でやさしい色合いや繊細な柄が特徴です。

ひとつひとつ微妙に違う“手仕事感”が、既製品にはない温かみを感じさせてくれます自分用にも贈り物にもぴったりな、暮らしにそっと彩りを加えるアイテムです。

購入できる場所 ジャイプールの手工芸店、空港、フェアトレードショップ
価格 200〜1,000ルピー
サイズ・重量 スカーフ:50×180cm前後/テーブルクロス:90×120cm〜

ひと巻きで、心まで包み込むぬくもり『パシュミナショール』

パシュミナショール

出典:楽天

『パシュミナショール』は、カシミール地方の高地に生息する山羊の柔らかな毛から作られる、極上の肌ざわりと軽さを誇る高級ショールです。

とろけるような質感で、ひと巻きするだけで首元がふんわりと温かく、見た目にも上品。無地のものから繊細な刺繍入りまで、色柄のバリエーションも豊富で、カジュアルにもフォーマルにも活躍します。

ひとつひとつ職人が丁寧に仕上げており、量販品とは一線を画す風格があります。中にはシルクやウールとの混紡もあるため、手に取って選ぶのがおすすめ。大切な人への贈り物や、旅の記念として選ばれることの多い逸品です。

購入できる場所 カシミール製品専門店、空港、高級雑貨店
価格 800〜5,000ルピー(純度・刺繍の有無による)
サイズ・重量 約70×200cm/100〜250g

一枚の布が、女性をいちばん美しく見せる『サリー』

サリー

出典:楽天

『サリー』は、インドを象徴する伝統衣装です。全長5〜6メートルほどの一枚布を身体に巻きつけて着用し、その優雅なシルエットと鮮やかなデザインで、着る人の魅力を引き立ててくれます。

シルクにコットン・化繊など素材もさまざまで、豪華な刺繍入りやゴールドの縁取りがされたものも多く、お祭りや結婚式用から普段使い用まで選べるのが楽しいポイント。

最近では「ドレープが美しいストール代わりに」など、現地流とは違う使い方で楽しむ人も増えています。観光地や市場では試着できるお店もあり、旅の思い出として“着てみる”体験もおすすめです。

購入できる場所 サリー専門店、空港の民芸店
価格 400〜3,000ルピー
サイズ・重量 長さ約5.5〜6m/300〜600g

ひと針ひと針が、インドの物語『インド刺繍製品』

インド刺繍製品

出典:楽天

『インド刺繍製品』は、地域ごとに異なる伝統的な技法と色彩豊かなデザインが魅力のアイテムです。

特にミラーワーク(小さな鏡を縫い込んだ刺繍)が有名で、バッグやポーチ、洋服、インテリア雑貨に取り入れられています

カラフルな糸で描かれる幾何学模様や花柄は、ひとつひとつ表情が異なり、手に取るたびにその温もりを感じられる仕上がり。鮮やかな刺繍はコーディネートのアクセントにもなり、おしゃれな方へのプレゼントにもおすすめです。

購入できる場所 民芸品店、フェアトレードショップ、空港
価格 150〜1,000ルピー
サイズ・重量 ポーチ:約15×20cm/バッグ:約30×40cm(50〜300g程度)

ひとたきで、心ほどけるインドの香り『お香』

お香

出典:楽天

お香は、インドの寺院や家庭で日常的に使われている香りのアイテムとして日本でも有名です。サンダルウッドやジャスミンなど、天然香料を使った深くて穏やかな香りが特徴的。火を灯せば、一瞬で空間が静まり返るようなやさしい香りが広がり、気持ちがすっと落ち着きます

特にお土産として人気なのは「Satya」ブランドのナグチャンパです。世界中のヨガスタジオや瞑想スペースでも使われており、その香りにはファンも多い事で知られています。スティックタイプが主流で、1箱に20本前後入っていて軽く、かさばらず、価格も手ごろ。パッケージもカラフルで可愛く、香り違いでまとめ買いするのもおすすめです。

購入できる場所 空港、雑貨店、スピリチュアルショップ
価格 30〜150ルピー
サイズ・重量 20本入り/約50g前後(箱サイズ:約22cm)

手紡ぎの布に宿る、静かな力強さを感じられる『カーディ』

カーディ

出典:楽天

『カーディ』は、インド独立の父・ガンディーが愛したことで知られる、手紡ぎ・手織りの布地です。

天然素材を使い、村の職人たちが昔ながらの道具で丁寧に仕上げています。見た目は素朴ですが、吸湿性と通気性に優れ、肌触りも柔らか。夏は涼しく、冬はほんのりあたたかく感じられる、機能性の高い素材です。

使うたびにその風合いが増していく為長く大切にしたいものを贈りたい方には、ぴったりのアイテムです。静かで深い魅力を持つ、インドらしいお土産のひとつです。

購入できる場所 カーディ専門店(Khadi India等)、空港、フェアトレードショップ
価格 150〜1,500ルピー(アイテムや布の種類により異なる)
サイズ・重量 ストール:60×180cm前後/Tシャツ:約200g前後

重ねた針目に、やさしい夢が宿る『ジャイプールのキルト』

ジャイプールのキルト

出典:Amazon

『ジャイプールのキルト』は、ラジャスタン州ジャイプールを中心に作られている、手縫いのキルトです。

インドらしいブロックプリント柄の布を表地に使い、中には軽くて柔らかいコットンを挟み、ひと針ひと針丁寧にステッチが施されています。その手仕事の風合いは、機械では出せない素朴であたたかな魅力があり、インテリアとしても抜群の存在感を放ちます。

ベッドカバーやラグとして使えるマルチなアイテムで、使うたびに心までほぐれるような肌ざわりです。デザインの豊富さも魅力で、色や柄の組み合わせ次第で、お部屋の雰囲気が一気に明るくなります

購入できる場所 ジャイプールの布製品専門店、空港、フェアトレードショップ
価格 800〜2,500ルピー
サイズ・重量 約140×210cm(シングルサイズ)/600〜900g前後

インドでお土産を買えるおすすめスポット5選

センスのいいお土産が見つかる、大人のマーケット『カーンマーケット(デリー)』

カーンマーケット(デリー)

出典:フォートラベル

『カーンマーケット』は、ニューデリーの中心地に位置する高級ショッピングエリアで、地元の富裕層や外国人駐在員にも人気のスポット。

おしゃれなブティックや書店・アーユルヴェーダコスメのお店・オーガニック食品店などが集まっており、質の良いお土産が手に入ります。観光地らしい喧騒は少なく、ゆったりと買い物できる雰囲気も魅力。

人気カフェやレストランも点在しているので、買い物途中にちょっと一息つけるのも嬉しいポイントです。

住所 Khan Market, Rabindra Nagar, New Delhi, Delhi 110003
営業時間 10:00〜20:00
休館日 日曜日(店舗により営業あり)
電話番号 +91 11 2463 9433

雑貨天国。歩くだけで楽しいごちゃまぜマーケット『メインバザール(デリー・パハールガンジ)』

メインバザール(デリー・パハールガンジ)

出典:フォートラベル

『メインバザール』は、ニューデリー駅近くのパハールガンジ地区にある、ローカル感あふれるマーケットストリートです。

道沿いにはびっしりとお土産屋さんやガネーシャモチーフの服飾雑貨、アクセサリーやバッグ・スパイス・お香などが並び、まさに“インドらしさ全開”の雰囲気です。値段交渉も旅の楽しみのひとつで、うまくいけばかなりお得に買い物できます。

バックパッカーや観光客が多く訪れるエリアのため、英語も比較的通じやすく、歩いているだけでも飽きません。自分用のばらまき土産を探したい方にぴったりのスポットです。

住所 Main Bazaar Rd, Paharganj, New Delhi, Delhi 110055
営業時間 10:00〜21:00
休館日 無休
電話番号 なし

最後のチャンスは最強。空港ショッピングで悔いなし『デリー空港(インディラ・ガンディー国際空港)』

デリー空港(インディラ・ガンディー国際空港)

出典:フォートラベル

『インディラ・ガンディー国際空港(IGI空港)』は、インド最大級のハブ空港でありながら、お土産を買うのにもぴったりな場所です。

特に第3ターミナルの国際線出発エリアには、幅広いジャンルの高品質なお土産店が揃っています。価格はやや高めですが、商品管理がしっかりしていて、英語対応も万全。出国手続き後にも買い物ができるので、時間ギリギリでも安心です。

ばらまき土産を買い忘れたときや、目上の方へのきちんとした贈り物探しにもおすすめです。

住所 Indira Gandhi International Airport, New Delhi, Delhi 110037
営業時間 24時間営業(ショップにより異なる)
休館日 年中無休
電話番号 +91 124 479 7300

全国の手仕事と出会える、屋外のクラフト博覧会『ディッリー・ハート(デリー)』

ディッリー・ハート(デリー)

出典:フォートラベル

『ディッリー・ハート』は、ニューデリー市内にある政府公認のクラフトマーケットで、インド各地の職人が入れ替わりで出店する常設のお祭りのような場所です。

木彫りや布製品、ジュエリーなど手作りの逸品がずらりと並びます。価格も良心的で、職人さんと直接会話しながら買い物ができるのも魅力。施設内にはインド各州の名物料理を出すフードコートもあり、食と文化が一緒に楽しめるのも嬉しいポイントです。

観光客だけでなく、地元の人にも愛されている人気スポットで、ショッピングだけでなく文化体験の場としてもおすすめです。

住所 Sri Aurobindo Marg, Kidwai Nagar, New Delhi, Delhi 110023
営業時間 11:00〜21:00
休館日 年中無休
電話番号 +91 11 2467 2232

洗練と安心がそろう、モダンなショッピングの楽園『セレクト・シティ・ウォーク・モール(デリー)』

セレクト・シティ・ウォーク・モール(デリー)

出典:フォートラベル

『セレクト・シティ・ウォーク・モール』は、デリー南部のサケット地区にある高級ショッピングモールです。

国内外の人気ブランドが多数そろい、空調の効いた快適な空間でゆっくり買い物ができます。お土産にぴったりなアーユルヴェーダコスメやインドファブリックの専門店、輸入食品店なども充実。カフェやレストランも豊富で、買い物の合間にゆったりとくつろぐことも可能です。

清潔感があり、安全面でも安心なため、はじめてのインド旅行やお子さま連れにもおすすめです。伝統雑貨だけでなく、現代のインドも体感できるショッピング体験が待っています。

住所 A-3, District Centre, Saket, New Delhi, Delhi 110017
営業時間 11:00〜22:00
休館日 年中無休
電話番号 +91 11 4211 4200

まとめ

インドのお土産は、香り・味・彩り、すべてが日本の日常とは少し違った魅力にあふれています

この記事では、お菓子や飲み物、雑貨に加え、買える場所まで幅広くご紹介しました。旅の記憶をそっと包み込むようなアイテムを、じっくり選んでみてください。

きっと、帰国後もインドの余韻がやさしく続くはずです。