観光地を巡る旅とは異なり、サウナや食事、くつろぎの時間を軸に滞在を楽しむスタイルが魅力の「たんざ」。築200年の古民家を活用した一棟貸しのサウナ宿です。
本記事では、宿の成り立ちや取り組みなどを紹介していきます。
淡路島で滞在の目的になる一棟貸し宿

淡路島の北部、播磨灘を見下ろす高台に佇む「サウナ宿たんざ」は、築約200年といわれる古民家をリノベーションした一棟貸切のサウナ宿です。宿泊とサウナ体験を目的に島外から訪れる人が増え、淡路島観光の新たな滞在拠点として注目を集めています。
Uターンから始まった、古民家再生と宿づくり
サウナ宿たんざの始まりは、オーナーが淡路島へUターンしたことがきっかけです。
「周囲を気にせず、非日常の時間を過ごしてほしい」という思いから、築200年の古民家をリフォームし、一棟貸しの宿をスタートさせました。グループや家族、サウナ仲間など、利用者のスタイルに合わせて自由に過ごせる点が、大きな特徴となっています。
二種類のサウナが生む、滞在体験の奥行き

たんざでは、性質の異なる二種類のサウナを用意しています。
一つは、国産の常陸檜を使った国産メーカー「BARROW」のバレルサウナです。こちらは宿泊中であれば何度でも利用でき、チェックイン直後や翌朝の「朝サウナ」におすすめ。
もう一つは、オーナー自ら設計・建築した薪ストーブサウナです。こちらはオプション制ですが、本格的なフィンランド式サウナを体験できる点が特徴で、夕食前後など、時間に余裕のあるタイミングでの利用がおすすめです。
高温で短時間という日本式サウナとは異なり、70〜80度ほどの温度帯で、じっくりと体を温めるスタイルのため、サウナ初心者にも受け入れやすい設計と言えるでしょう。
食とくつろぎが、滞在をより深いものにする

敷地内には、BBQや囲炉裏、焚き火など、食とくつろぎを楽しめる空間が点在しています。
外庭では播磨灘を望みながらBBQができ、中庭の東屋では囲炉裏を使った食事やお酒の時間を過ごすことも可能。焚き火や花火といったリクエストにも柔軟に対応しており、思い思いの時間を楽しめます。
また、敷地内には予約制の飲食店「ニカク」があり、国産黒毛和牛を使ったもつ鍋やちりとり鍋を、サウナ後の食事として味わえます。
島内の飲食店を利用する場合も、店の紹介や予約、送迎まで対応しており、「何を食べるか」を含めて滞在全体をサポートしてくれる空間です。
日帰りサウナがつくる、新たな入口

宿泊に加えて、日帰りサウナプランを用意している点も、訪問客増加につながっています。
たんざのサウナは開放感を重視しているのが特徴です。まずは日帰りで体験してもらい、その良さを知った上で宿泊に繋げられるのがたんざならではの魅力。
今後は、薪割りや水風呂の準備から始める「準備から体験するサウナプラン」も検討されており、体験価値の幅はさらに広がりそうです。
古民家の魅力と、現代的な快適さの両立

築200年の古民家は、何度もリノベーションを重ね、伝統的な日本家屋の佇まいを残しながらも、キッチンや水回りは現代的で使いやすい設備を備えています。
外観から想像する印象と、室内の快適さとのギャップに驚くことも多いでしょう。
この「古さ」と「新しさ」の共存が、写真映えだけでなく、実際の滞在満足度を高め、来訪増加につながっています。
相談から始まる、滞在づくり
予約前後を問わず、ゲストの希望を丁寧に聞き取る姿勢も、たんざの特徴です。
行きたい場所、やりたいこと、食べたいものを共有してもらい、可能な限り実現する。そのスタンスが、満足度を高めています。
サウナ宿たんざは、単なる宿泊施設ではなく、「淡路島でどう過ごすか」を一緒に考える拠点です。
自分たちだけの時間を楽しめる、贅沢なひと時を過ごせる宿です。
| 施設名 | 淡路島 サウナ宿たんざ |
| 公式サイトURL | https://tanza.jp |
| 住所 | 兵庫県淡路市生田畑882 |
| 営業時間 | 宿:14時チェックイン翌10時チェックアウト 日帰りサウナ:11時〜19時の間で利用開始(3時間)で受付 |
| 定休日 | 1月1~3日 |


