台湾旅行におすすめのeSIMランキング!選び方や電話番号付きのプラン、3日間にぴったりのブランドを紹介

台湾のeSIMは、SIMカードの差し替え不要で使える便利な通信手段。旅行前にスマホに設定しておけば、到着後すぐネットに接続できます。最大のメリットは、空港でSIMを買う手間がなく、料金も日本より安いこと。デメリットとしては、設定が初めてだとやや難しく、通信が不安定な場合もある点です。

また、台湾では実名認証が必要なeSIMもあり、プラン選びの際に注意が必要です。YouBike(シェアサイクル)を使いたい人は、通信が切れやすいと不便なので、通信速度が安定しているeSIMを選ぶと安心といえます。ほかにもiPhone・Androidどちらも対応していますが、端末によって設定方法が違うので事前確認を。

こういったアドバイスも含めて今回は、台湾旅行で使えるeSIMの選び方やプランの比較をわかりやすく解説します。

台湾旅行で使えるおすすめのeSIM6選ランキング!

台湾で使えるおすすめのeSIM6選を紹介します。空港でのSIM購入が不要で、到着後すぐにネット接続できるeSIMは、台湾旅行の強い味方。料金・通信速度・実名認証の有無などを比較しながら、自分に合ったeSIMを選びましょう。

iPhone・Android対応の人気プランを厳選しています。

SkyeSIM

SkyeSIMは、株式会社FREEDiVEが運営する海外旅行向けのプリペイドeSIMです。

世界120ヵ国に対応し、アメリカは1日240円から、台湾では1日290円から利用可能と非常にリーズナブル。データ量は500MBまたは300MB単位で、1日ごとに日数を自由に選べるのが大きな魅力です。

支払い方法が豊富で、クレカ・キャリア決済・バーコード決済に対応。設定も簡単で、最短1分でネット接続が可能。

短期旅行や出張など、必要な日数だけ使いたい方におすすめのeSIMサービスです。

対応国数 120ヵ国(主にヨーロッパ・アメリカ向け)
最小データ量 1日あたり300MB〜500MBプランあり
無制限プラン 一部の国で対応(台湾含む)
テザリング 利用可能
支払い方法 クレジット/キャリア決済/Pay系多数対応

SkyeSIMの料金(台湾)

プラン 1GB/日 無制限/日
3日間 1,000円(333円/日) 2,670円(890円/日)
5日間 1,720円(344円/日) 3,910円(782円/日)
7日間 2,290円(327円/日) 5,340円(763円/日)

Airalo

Airaloは、200以上の国と地域で使える世界最大級のeSIMストアです。

台湾向けには「Xie Xie(謝謝)」という専用プランが用意されており、1GB/7日で約700円というリーズナブルさが魅力。利用回線は「Taiwan Mobile」の4G LTEで、台北や九份、台中など主要エリアでは安定して接続可能です。

インストールから開通までの流れもシンプルで、アプリを使えば数分で設定完了。さらに有効期限は「開通後にカウント開始」なので、渡航前に購入しても無駄になりません。

データ量別に複数の選択肢があり、初めてのeSIM利用者にも安心しておすすめできます。

対応国数 200ヵ国以上(台湾含む)
回線 Taiwan Mobile(4G LTE)
有効期限 開通からカウント(購入時ではない)
音声通話/SMS 非対応(データ通信専用)
クーポンコード PASOKUMA15(15%オフ/期限2025年12月30日まで)

Airaloの料金(台湾)

プラン 1GB/日相当 ※ 無制限プラン(目安)
3日間 約450円 ※ 該当なし(10日単位)
5日間 約625円 ※ 該当なし(10日単位)
7日間 700円(1GB/7日) 該当なし(無制限は10日〜)
10日間 5,350円(10日間)→約765円/日

※1GBプランは「7日間/700円」のみ提供。日割換算により近似値を表示
※無制限プランは「10日間/5,350円」のみ提供。3・5・7日間の短縮プランなし

World eSIM

World eSIMは、世界200ヵ国以上に対応する海外旅行向けeSIMサービスです。

台湾では5G/4G対応の高速回線が利用可能で、1GB/日〜無制限プランまで幅広く選べます。QRコードがすぐに届き、iPhone・Androidの設定も公式ガイド付きで初心者に安心。料金は1GB/日・3日間で1,184円、無制限プランも用意されています。

ただし、台湾では通信利用前に実名登録(Real-name registration)が必須となっており、パスポート情報や電話番号の入力が必要です。設定後は安定した速度でネット接続でき、旅行中の地図確認やSNS利用にも便利。

サポート対応も早く、短期渡航者や観光客に適したeSIMです。

対応国数 200ヵ国以上(台湾・韓国・欧米など)
データ形式 1GB/日・2GB/日・無制限など用途に応じて選択可能
回線速度 最大5G対応(台湾では4G/5G通信エリアに準拠)
実名登録 台湾利用時にパスポートによる登録が必須
サポート体制 問い合わせはメールで対応。返信は約10分以内の速さも

World eSIMの料金(台湾)

プラン 1GB/日プラン 無制限プラン
3日間 1,184円(395円/日) 2,950円(983円/日)
5日間 2,146円(429円/日) 4,650円(930円/日)
7日間 2,738円(391円/日) 5,950円(850円/日)

TORA eSIM

TORA eSIMは、株式会社食源が提供する海外旅行・出張向けのeSIMサービスです。

物理SIM不要で、渡航前にQRコードを受け取り、スマホに読み込むだけで即利用可能。台湾を含む多くの国に対応しており、数日〜長期滞在まで幅広くカバーしています。1GB/日や無制限といったプランのバリエーションも豊富で、短期旅行者やビジネスユーザーにも最適。

料金も明快で、隠れた費用がないのが特徴。設定はiPhone・Androidどちらも簡単で、通信も安定しており、海外初心者でも使いやすいと好評です。

対応国 世界130カ国以上(台湾含む)
プラン種別 使い切り型/日別容量/無制限
利用手順 購入→QRコード読取→即利用可
対応端末 eSIM対応のiPhone/Android
特徴 明朗会計・多国間利用可・即時開通

TORA eSIMの料金(台湾)

プラン 1GB/日プラン 無制限プラン
3日間 870円(290円/日) 1,980円(660円/日)
5日間 1,350円(270円/日) 3,090円(618円/日)
7日間 1,830円(261円/日) 4,200円(600円/日)

エアトリ eSIM

エアトリeSIMは、旅行予約サービス大手「エアトリ」が提供する海外向けのeSIMサービスです。世界100カ国以上に対応し、アプリひとつで購入から設定まで完結。

SIMカードの抜き差し不要で、スマホにダウンロードするだけで現地通信がスタートできます。台湾では1GBから無制限までプランがあり、旅行日数に合わせた選択が可能。PayPayやApple Payなど多様な決済手段に対応しており、設定も直感的で簡単です。

キャンペーンや割引も豊富で、eSIM初心者でも安心して使えます。

提供会社 株式会社インバウンドプラットフォームが運営
対応エリア 世界100カ国以上、主要旅行先ほぼカバー
設定方法 アプリで購入→eSIM発行→QRコードで読み取り即利用可
支払い方法 クレカ・PayPay・メルペイ・Apple Payなど多数対応
音声通話/SMS データ通信専用。音声通話やSMSは非対応

エアトリeSIMの料金(台湾)

プラン 1GBプラン 無制限プラン
3日間 990円(330円/日) 3,600円(1,200円/日)
5日間 1,090円(218円/日) 5,680円(1,136円/日)
7日間 1,200円(171円/日) 7,300円(1,043円/日)

Almond

Almond(提供元:ビッグコネクト)は、Amazonなどで購入できるプリペイド型のeSIMサービスです。台湾の大手キャリア「中華電信」の回線を使用しており、安定性と通信速度に優れています。

特徴は完全無制限プランのみを提供している点で、1〜15日までの間で日数を自由に選択可能。例えば7日間無制限なら1,970円と非常にリーズナブルです。QRコードでの即日発行に対応しており、LINEでのカスタマーサポートも完備。iPhone・Androidのどちらにも対応しており、面倒な物理SIMの差し替えは一切不要です。

旅行中のWeb検索や地図アプリも快適に使えるので、観光や出張での短期滞在にぴったりといえます。

通信回線 台湾最大手キャリア「中華電信」の4G LTE回線を使用
データ容量 すべて無制限プラン(高速通信/日ごとリセット)
利用可能端末 eSIM対応のiPhone・Androidで利用可
発行方法 QRコードで即日発行(LINEでのサポートも可能)
利用開始期限 購入後30日以内に利用開始が必要

Almondの料金(台湾)

日数\プランタイプ 無制限プラン
3日間 1,180円(393円/日)
5日間 1,730円(346円/日)
7日間 1,970円(281円/日)

※1GB/日などの定量プランは未提供(すべて「完全無制限」)

台湾で使えるおすすめのeSIMの選び方

活気あふれる台北の街並み、風光明媚な日月潭、美食と歴史が息づく台南、そして手つかずの自然が残る東海岸──見どころ満載の台湾。

美味しいグルメを楽しむ短期旅行や、ビジネスでの長期滞在、地方への周遊など、あなたの過ごし方に合わせて最適なeSIMプランは変わってきます。

旅の目的や予算、移動範囲を考えて、ぴったりのeSIMを選びましょう。

旅行期間に応じたプランで選ぶ

旅行期間 目安のデータ量
3〜4日 1〜3GB
5〜7日間 3〜7GB
1週間以上 4〜10GB以上/無制限

台湾旅行では、滞在日数に合ったeSIMプランを選ぶのがポイントです。

3〜4日間の短期旅行では、1GB〜3GBあれば十分。
空港からの移動や地図アプリの使用、夜市の情報収集、家族との連絡など、ライトな通信に対応できます。無制限プランはオーバースペックになりがちです。

5〜7日の中期旅行なら、3GB〜7GBが目安。
九份や台中、高雄など広範囲を移動する人は、地図や交通アプリ、SNSの利用も増えるため、少し余裕のある容量が安心です。

1週間以上の長期滞在では、4GB〜10GB以上、または無制限が理想。
リモートワークや動画視聴、翻訳アプリの利用が多いなら、無制限プランでストレスなく使うのも選択肢です。プランごとに通信制限の条件が異なるので、事前に確認しておきましょう。

使い方に応じて選ぶ

利用スタイル 1日のデータ量
動画やマップ 1.5~2GB
マップ+最低限のSNS 600MB〜1GB
メール・LINE以外ほぼ使わない 100MB〜300MB

 

料金で選ぶ

eSIMを選ぶときは、プランの合計金額だけでなく、1GBあたりの単価や1日あたりのコストに注目することが大切です。たとえば、5GBで1,500円のプランなら1GBあたり300円。10GBで2,500円なら1GBあたりは250円となり、後者の方がコスト効率が良いといえます。

また、多くのeSIMプランは日数ごとのセット販売です。3日で2,000円のプランと7日で3,500円のプランがあった場合、1日あたりに換算すると、それぞれ約667円と500円。長めのプランの方が割安であることがわかります。

さらに無制限と書かれたプランにも注意が必要です。中には高速通信が一定量までで、その後は速度制限がかかるケースもあります。大容量プランを選ぶときは、容量・速度条件もあわせて確認しましょう。

料金を正しく比較して、最適なeSIMを選ぶことが、台湾での通信コストを抑えるカギになります。

台湾でeSIMを使うメリット

台湾旅行でeSIMを利用するのは、多くのメリットがあります。

オンラインで申し込みから設定まで完結でき、到着後すぐに通信可能。わざわざ空港でSIMカードを探す必要がなく、旅先での行動範囲や選択肢も広がります。

料金もリーズナブルで、日本の電話番号を維持したまま使えるのも大きな利点です。ここでは、台湾でeSIMを使う主なメリットをわかりやすく紹介していきます。

台湾に着いたら即ネットが使える

台湾に到着して「すぐにホテルへ移動したい」「夜市で小籠包を食べたい」と思っても、空港でSIMカードを探し、ピンで差し替える作業は意外と面倒です。

eSIMなら、日本で事前にQRコードを読み取って設定を済ませておけば、桃園空港や松山空港に着いた瞬間からネットが使えます。

Googleマップでルート検索、Uberなどでタクシーを手配、到着の連絡を家族に送るなど、初日からすぐに行動に移せます。せっかくの旅行、通信の手間で時間をムダにしたくない人にとって、eSIMは大きな味方になるでしょう。

スムーズに日本から台湾へ通信環境が移行できるのは大きなメリットです。

荷物ゼロで身軽に!受取も返却も不要

台湾でeSIMを使えば、レンタルWi-Fiルーターや従来の海外SIMカードのように、通信機器の受け取りや返却が一切不要です。

eSIMはスマートフォンに直接インストールできるため、物理的なSIMカードやルーターを持ち歩く必要がありません。空港のレンタルカウンターで並んだり、郵送の手配をしたりする手間がなく、旅行前の準備も非常にスムーズになります。

荷物が少なくなることで、身軽に旅行を楽しめるのも大きなメリットです。

また、返却の手間がないので、帰国時に返却忘れや紛失の心配もなく、ストレスフリーに旅を終えられます。このため、できるだけシンプルで快適な旅を望む方には、eSIMがぴったりの選択肢となっています。

お財布に優しい賢い選択

eSIMは、レンタルWi-Fiや国際ローミングに比べて、圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。

例えば、台湾で15日間の滞在中、毎日1GBのデータ通信を利用するケースでも、多くのeSIMプランは3,000円から4,000円台で使えます。現地のプリペイドSIMカードより安い場合も多く、通信費を抑えたい旅人には非常に魅力的な選択肢です。

さらに、プランによっては1GBあたりの単価が低く設定されており、長期利用ほどお得になります。

「料金は安く抑えたいが、快適なインターネット環境も必要」という希望を叶える点が、eSIMの最大の魅力です。旅行の予算内で無理なく通信環境を確保したい方におすすめできます。

日本の番号そのままで、もしもの時も安心

eSIM対応スマートフォンなら、日本で契約している物理SIMカードをそのまま残しつつ、台湾などの海外ではeSIMを使った通信が可能な「デュアルSIM運用」ができます。

これにより、日本の電話番号を維持したまま現地で安価かつ快適なデータ通信環境を利用可能です。

クレジットカード会社や銀行からの重要な電話やSMSも日本の番号で受信できるので、ビジネスや長期滞在の方には安心感が違います。

また、家族や職場との連絡手段を確保でき、急な緊急連絡にもすぐに対応可能。海外でのトラブルや急用時にも日本の番号が使えるのは大きなメリットで、安心して台湾滞在を楽しめる大きな支えになります。

電話番号が変わらないのは、見落としがちなメリットといえるでしょう。

台湾でeSIMを使うデメリット

台湾旅行でeSIMを活用すれば、現地での通信が簡単かつスムーズになります。

しかし、便利な反面、見逃せないデメリットも存在します。快適な旅をサポートするためには、eSIMの利便性だけでなく注意すべきポイントも事前に把握しておくことが重要です。ここでは、eSIM利用時にあらかじめ確認しておきたい主なデメリットについてご紹介します。

実名認証が必要な場合が多い

台湾でeSIMを利用する際のデメリットの一つに、実名認証が必要なケースが多いことが挙げられます。物理SIMカードに比べて、eSIMはオンラインでの契約や発行が中心となるため、本人確認がより厳格に行われる傾向があります。

多くのサービスでは、パスポートの提出や本人情報の登録が必須となっており、手続きの流れがわかりにくい場合も少なくありません。また、ICCID番号の入力や専用フォームへの写真アップロードが求められることもあり、初めての方には少しハードルが高いことも。

こうした実名認証のプロセスは、短時間でスムーズに終わらないこともあるため、渡航前にしっかり準備し、手順を理解しておくことが重要です。しっかり対策をすれば、安心してeSIMを利用できるようになります。

通信トラブル発生時、現地での対面サポートが受けにくい

eSIMは便利な反面、通信トラブルが起きた場合の現地での対面サポートが受けにくいというデメリットがあります。設定ミスや端末との相性、あるいはネットワーク側の問題で接続できないことが稀にありますが、物理SIMの場合は空港のカウンターや街中のキャリアショップで直接台湾人スタッフに相談でき、設定確認やSIM交換などのサポートを受けられます。

しかし、eSIMは基本的にオンラインのチャットやメールでのサポートが中心で、現地で日本語による即時対面サポートを受けるのは難しいです。

このため、トラブル時は自力での対処が求められることが多く、初めて使う方や現地での対応に不安がある方は注意が必要です。事前に設定方法をよく理解し、問題があった場合の問い合わせ先を確認しておくことが快適な利用のポイントになるでしょう。

緊急時の台湾国内通話手段の確保が必要

台湾で利用するeSIMの中には、電話番号が付与されておらず、台湾国内での通話ができないものがあります。こうしたデータ通信専用のeSIMでは、LINEやWhatsAppなどのメッセージアプリを使った通話は可能ですが、災害や事故、病気などの緊急時に現地の警察や病院と直接電話で連絡を取ることは難しい場合も。

そのため、緊急通話が必要な可能性があるなら、通話機能付きのeSIMを選ぶか、物理SIMカードの購入も検討しましょう。

もしデータ通信のみのeSIMを使う場合は、Skype CreditなどのVoIPサービスを事前に用意し、通話手段を確保しておくことが重要です。

これらのポイントを踏まえ、旅行スタイルや通信ニーズに合わせて最適な選択をすることが大切です。

自分のスマホでeSIMが使えるのかの確認方法

海外旅行や国内での利便性を高めるため、eSIMの利用を検討する人が増えています。しかし、自分のスマホがeSIMに対応しているか分からず、不安に感じる方も多いでしょう。

そこで、ここでは自分のスマートフォンでeSIMが使えるかどうかを簡単に確認する方法をご紹介します。これを知ることで、スムーズにeSIMを活用できるか判断しやすくなります。

iPhoneの場合

  • iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開く
  • メニューの中から「モバイル通信」をタップ
  • 「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」という項目があればeSIMに対応

iPhoneはXR、XS、XS Max以降のモデルでeSIM対応です。ただし、最新のiOSにアップデートしておく必要がある場合があります。また、国内キャリアのSIMロックがかかっている端末はeSIMが使えません。

SIMロック解除は「設定」>「一般」>「情報」で「SIMロックなし」と表示されているか確認可能。ロックありの場合はキャリアで解除手続きをしましょう。

これで、自分のiPhoneがeSIM対応か簡単にチェックできます。

Androidの場合

1. 設定アプリで確認(簡単な方法)

  • 「設定」アプリを開く
  • 「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」をタップ
  • 「SIMカード」や「モバイルプラン」を選択
  • 「eSIMを追加」や「代わりにeSIMを使用」などの表示があれば対応機種です

2. IMEI情報から確認する方法

  • 電話アプリを開き、「*#06#」と入力
  • 表示された画面で「EID(Embedded Identity Document)」という番号があれば、eSIMに対応しています 

Androidスマートフォンは機種が非常に多いため、確認方法も今挙げたように設定アプリでの確認やIMEI情報から確認するといった方法など2つの方法から確認できます。

実際、対応状況はモデルやOSによって大きく異なりますが、一般的に2019年以降に発売されたフラッグシップモデル(Google Pixel、Galaxy、Xperiaなど)はeSIMに対応していることが多いです。

不安な場合は、メーカー公式サイトや販売店での確認もおすすめです。

台湾旅行でeSIMを設定する方法

台湾旅行をより快適に楽しむためには、出発前にeSIMの基本知識や設定手順をしっかり確認しておくことが大切です。eSIMを使えば、現地に到着したその瞬間からすぐにデータ通信が利用できるため、空港やホテルでWi-Fiを探す手間もなく、スムーズに旅をスタートできます。

ここでは、初心者でも迷わず使える、台湾旅行でのeSIM設定方法をわかりやすくご紹介します。

iPhoneでの確認方法

  • 1.アクティベーション情報の準備
  • 2.設定画面からのアクティベーション開始
  • 3.QRコードのスキャンまたは手動入力


eSIMを購入すると、QRコードや手動入力用のアクティベーション情報が、アプリ内または登録したメールに届きます。設定時にすぐ使えるよう、事前に手元に用意しておきましょう。

次にWi-Fiに接続された状態で次の手順を行います。「設定」アプリを開く、「モバイル通信」を選び、「eSIMを追加」をタップ(または「モバイル通信プランを設定」)

「QRコードを使用」を選択して入力することも可能です。カメラでQRコードをスキャンし、「モバイル通信プランが検出されました」と表示されたらタップして完了です。

また、OS17.4以降では、QRコードを長押しして「eSIMを追加」も可能になっています。設定後は、「モバイル通信」画面にeSIMが追加され、利用できるようになります。

Androidでの確認方法

  • ①「設定」アプリを開く
  • ②「モバイルネットワーク」または「モバイル通信」をタップ
  • ③「eSIM」項目を選び、機能をオンにする
  • ④「eSIMの追加」をタップし、QRコードを読み取る
  • ⑤画面の案内に従って「有効化」をタップ

AndroidでeSIMを設定する際は、まずスマホの「設定」アプリを開きます。
「モバイルネットワーク」または「モバイル通信」から「eSIM」関連の項目を探し、eSIM機能をオンにしてください。

次に、購入時に送られてくるQRコードをカメラで読み取ります。
その後は、画面の案内に沿って進めれば、自動でeSIMが有効化されます。

機種やOSによって表示が若干異なる場合がありますが、基本の流れは同じです。ただ、Wi-Fi環境での設定を推奨します。

台湾でeSIMを使う時のよくある質問

台湾でeSIMを利用するとき、「設定は簡単?」「トラブル時は?」など、気になる疑問もあるはずです。ここでは、台湾旅行中にeSIMを使う際によく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

Q1. 台湾の空港で売ってる物理SIMではなく、あえてeSIMを選ぶメリットって何ですか?

eSIMの最大のメリットは「時短」と「事前準備のしやすさ」です。台湾の空港でも物理SIMは購入可能ですが、カウンターに並んで購入・設定する手間がかかります。さらに夜遅くの到着便だと、カウンターが閉まっていることもあり不便です。

eSIMなら日本で購入・設定を済ませておけるので、到着直後からすぐにネットが使えます。

時間を無駄にせず、そのまま観光や移動をスタートできるのがeSIMの大きな魅力です。

Q2. 台湾でeSIMのデータが切れたら、現地のコンビニでチャージできますか?

いいえ、残念ながらeSIMは現地のコンビニではチャージできません。台湾では物理SIMカードの場合、プリペイドチャージカードをコンビニで購入し簡単にデータ追加が可能です。

しかし、eSIMは物理カードが存在しないため、コンビニやキャリア店舗でのチャージに対応していません。

データ容量が不足した場合は、契約したeSIM提供元のアプリや公式サイトからオンラインで追加購入する必要があります。旅行中はデータ残量のチェックと早めの追加購入を心がけましょう。

Q3. eSIMだと台湾のYouBikeや一部の現地アプリを使えない場合があるって本当ですか?

はい、残念ながらその可能性はあります。台湾では、公共自転車サービス「YouBike」や、いくつかのローカルアプリ・決済サービスが台湾の携帯番号によるSMS認証を求めることがあります。

eSIMがデータ通信専用で電話番号が付いていない場合、これらのサービスに登録できないケースがあります。どうしても利用したい場合は、電話番号付きの現地SIMを使うか、知人の番号を借りるなどの工夫が必要です。

Q4. 台湾旅行中、eSIMが繋がらないトラブルが発生したら、どこに相談すればいい?

eSIMの多くはオンライン契約のため、現地での対面サポートは基本的に受けられません。

通信ができない、接続エラーが出るなどのトラブルが起きた場合、購入元のeSIMプロバイダーのウェブサイトやチャットサポートに連絡することになります。日本語対応がない場合もあるため、翻訳ツールを活用しましょう。

なお、現地の店頭で購入したeSIMであれば、販売店舗で直接サポートを受けられる場合もあります。

Q5. 台湾でeSIMを使うと、バッテリーの消耗が早くなりますか?

はい、特に「デュアルSIM運用」の場合、バッテリー消耗が早くなる可能性があります。これは、スマホが常に2つの回線(日本の物理SIMとeSIM)を維持しようとするためです。

通信処理が増える分、バッテリーの消費も増加します。旅行中はモバイルバッテリーの持参がおすすめです。

さらに、使わないアプリを終了する、画面の明るさを抑える、GPSの利用を制限するなど、バッテリー節約の工夫も併せて行うと安心です。

まとめ

台湾旅行でスマートにネット環境を整えたい方には、eSIMの利用がおすすめです。実際eSIMなら旅行期間や必要なデータ量、通信速度、料金など、自分の旅に合ったプランを選べば、無駄なく快適にインターネットが使えます。

まずは台湾旅行前に事前に自分のスマホがeSIMに対応しているか確認し、そのうえで設定方法も把握しておけば、現地でのトラブルも防げます。自分にぴったりのeSIMを選んで、快適な台湾の旅を楽しんでください。