シンガポール滞在中においてクレジットカードは、現地での支払いをスムーズに行う際に非常に重要な決済手段です。
キャッシュレス決済が広く普及しているシンガポールではクレジットカードが利用できる場所が多く、現金を使う機会は限られています。ただし、カードの種類によっては海外手数料が高かったり、ホテルやレンタカーでデポジット処理が必要になったりする場合があるため、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。
また、不正利用やスキミングへの備えも欠かせません。この記事では、シンガポールにおけるクレジットカード事情をわかりやすく解説するとともに、渡航前に持っておきたいおすすめのカードを7枚ご紹介します。
シンガポールでおすすめのクレジットカード7選
シンガポールで快適に滞在するためには、海外旅行保険が付帯されたカードや、デポジット対応が可能なクレジットカードの携行が重要です。ホテルのチェックインやレンタカー利用時など、現地ではクレジットカードの提示を求められる場面が多く、渡航前に準備しておくことでスムーズな対応が可能になります。
ここでは、シンガポール旅行や出張に適した7枚のクレジットカードについて、それぞれの特徴や利便性を解説します。年会費や補償内容、還元率などを比較しながら、自身のスタイルに合った一枚を見つけてください。
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード | 無料発行 |
家族カード | なし |
付帯保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
海外キャッシング | 対応可 |
エポスカードは、年会費無料ながら海外旅行保険が自動付帯されている点がポイントです。特にシンガポール旅行では、ホテルやレンタカーのデポジット対応が求められることも多く、クレジットカードが欠かせません。
エポスカードは即日発行にも対応しており、渡航直前でも準備が可能です。また、国際ブランドはVISAで、現地の多くの店舗や施設で広く使えます。
補償内容も充実しており、傷害死亡・後遺障害は最高3,000万円と手厚く、医療費の補償も付帯。初めて海外旅行に行く方や、サブカードとして持っておきたい方にもおすすめです。
ライフカード
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 0.5〜1.0%(誕生月は3倍) |
ETCカード | 発行手数料1,100円 |
家族カード | 年会費無料 |
付帯保険 | なし |
海外キャッシング | 対応可 |
ライフカードは、年会費が永年無料でありながら、ポイント優遇制度が充実しているのが特長です。特に誕生月にはポイントが3倍にアップするため、旅行前の大きな出費に合わせて活用すると効率よくポイントが貯まります!
また、利用実績に応じて翌年のポイント還元率が上がる制度もあり、継続利用することでよりお得になります。国際ブランドはVISA・Mastercard・JCBから選べ、シンガポールでも幅広い加盟店で問題なく利用できます。ただし、海外旅行保険は付帯されていないため、補償面を重視する方は他のカードと併用するのが安心です。
海外キャッシングには対応しているため、現地通貨の引き出しには活用できます。
セゾンカード・インターナショナル
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 0.5%(永久不滅ポイント) |
ETCカード | 無料発行 |
家族カード | 年会費無料 |
付帯保険 | なし |
海外キャッシング | 対応可 |
セゾンカード・インターナショナルは、即日発行が可能で、年会費が無料という利便性の高いクレジットカードです。発行元のセゾンカウンターを利用すれば、旅行直前でもすぐにカードを受け取れるため、急な渡航にも対応できます。
永久不滅ポイントが貯まる仕組みも魅力で、有効期限を気にせずポイントを積み立てることが可能です。国際ブランドはVISA・Mastercard・JCBから選択でき、シンガポールでも加盟店が多いため安心して利用できます。ただし、海外旅行保険は付帯されていないため、補償が必要な場合は別途申し込みが必要となります。
海外キャッシングは対応しており、現地通貨の引き出しにも利用できます。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 初年度無料/年1回利用で翌年無料 |
国際ブランド | American Express |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 0.5~最大5.0%(QUICPay利用時) |
ETCカード | 発行手数料1,100円 |
家族カード | なし |
付帯保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
海外キャッシング | 対応可 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUICPay決済で最大5%相当の永久不滅ポイントが還元される、高コスパなクレジットカードです。
海外旅行保険は利用付帯(一定の条件で適用)ですが、年会費が初年度無料で、2年目以降も年1回以上の利用で無料になるため、維持コストを抑えたい方におすすめです。国際ブランドはアメリカン・エキスプレスで、シンガポールの都市部では多くの店舗で問題なく利用できます。
スマートフォンアプリからの申し込みで最短5分でカード番号が発行されるため、急な出張や旅行にも対応可能です。普段使いから海外旅行まで、幅広く活用できる1枚です。
PayPayカード
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 1.0% |
ETCカード | 発行手数料880円 |
家族カード | なし |
付帯保険 | なし |
海外キャッシング | 対応可 |
PayPayカードは、還元率1.0%と高水準で、年会費も永年無料のため、日常使いに優れたクレジットカードです。日本国内ではPayPayアプリと連携することで利用管理がしやすく、Yahoo!ショッピングやPayPayモール利用時にはさらにポイントアップの特典があります。
しかし、シンガポールではPayPayによるQRコード決済や連携サービスは利用できません。そのため、現地では純粋な国際ブランドのクレジットカードとして使う形になります。
ブランドはVISA・Mastercard・JCBから選択可能で、都市部では幅広く対応しています。海外旅行保険は付帯していないため、補償面が必要な方は他のカードと併用することをおすすめします。
dカード GOLD
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | VISA・Mastercard |
申し込み対象 | 20歳以上 |
ポイント還元率 | 1.0%(一部特典で最大10%) |
ETCカード | 年会費550円(税込)/初年度無料 |
家族カード | 1枚目無料、2枚目以降1,100円(税込) |
付帯保険 | 海外旅行保険(自動付帯)最高1億円 |
海外キャッシング | 対応可 |
dカード GOLDは、NTT docomoが発行するクレジットカードで、docomoの携帯料金や「ドコモ光」の利用で10%のポイント還元が受けられる特典が人気です。年会費はかかりますが、年間利用額に応じて最大2万円相当の特典が付与されるため、使い方次第では実質負担を抑えることも可能です。
海外旅行保険は自動付帯で最高1億円まで補償されており、シンガポール渡航時も安心です。国際ブランドはVISA・Mastercardから選択でき、どちらも現地での利用に適しています。
ポイントは国内・海外問わず1.0%の還元率で付与されるため、普段の買い物でも効率よく貯めることができます。補償と還元を重視する方にとって非常にバランスの取れたカードです。
シンガポールでクレジットカードは使える?キャッシュレス事情について
シンガポールではクレジットカードが非常に高い普及率で利用されており、現地ではキャッシュレス決済が主流となっています。本章では、クレジットカードの普及率や使える決済手段、対応している国際ブランドについて詳しく解説します。
シンガポールのクレジットカード普及率
シンガポールは東南アジア屈指のキャッシュレス社会として知られており、キャッシュレス決済の普及率は90%を超えるなど、域内で最も高い水準を誇ります。クレジットカードやデビットカードの利用率も非常に高く、日常生活のあらゆる場面でカード決済が一般的です。
また、非接触型(タッチ決済)も多く導入されており、スーパーやコンビニ、公共交通機関、タクシーでもスムーズに利用できます。特に観光地や大型ショッピングモールではカード決済が主流で、不便を感じることはほとんどありません。
現金離れが進んでいる点は、日本と比較しても際立っており、シンガポールはまさにキャッシュレス先進国と言えるでしょう。
シンガポールで使えるキャッシュレス決済一覧
シンガポールでは、以下のような多様なキャッシュレス決済手段が利用可能です。
- クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/Amex/UnionPayなど)
- デビットカード
- モバイル決済(Apple Pay/Google Pay/PayNow/GrabPay/NETSPay/Samsung Payなど)
- 交通系ICカード/タッチ決済(EZ-Link・NETS FlashPayなど)
このようにシンガポールは、現金に頼らずともクレジットカードやスマホだけで生活が成り立つレベルのキャッシュレス環境が整っており、短期旅行者にとっても非常に利便性の高い国と言えるでしょう。
シンガポールで使える国際ブランドは?
シンガポールで利用できる主なクレジットカードの国際ブランドは以下の6種類です。
- Visa
圧倒的な受け入れ率を誇り、ほとんどのホテル・レストラン・交通機関・小売店で利用可能。タッチ決済(コンタクトレス)にも対応しており、1枚は必須 - Mastercard
Visaと並んで広く普及しており、ショッピングモールや観光施設、公共交通機関でも使用可能。モバイル決済との連携もスムーズ - JCB
大型百貨店や一部のチェーン店では使えますが、ローカル店舗やホーカー(屋台)では対応していないケースあり - American Express(Amex)
高級ホテルやブランド店、外資系チェーンでは対応。個人商店や中小規模店舗では非対応のことも。 - UnionPay(銀聯)
中国系カードなので、シンガポール国内の80%以上の加盟店で利用可能。 - Diners Club
利用できる場所は限られており、主に高級レストランや一部の老舗ホテルなどで対応。
観光エリアや大規模施設ではVisa・Mastercardが最も確実で、他ブランドは補助的に活用するのがおすすめです。
シンガポールでクレジットカードを使うメリット
クレジットカードは単なる決済手段にとどまらず、旅行中の利便性と安心感を高めてくれる多くのメリットがあります。
ここでは、ポイントやマイルの還元、不正利用補償、スピーディーな支払い、そして急な出費への対応力といった点から、その魅力を詳しく解説します。
ポイントやマイル還元が充実
クレジットカードは、利用金額に応じてポイント還元やキャッシュバック、航空マイルの付与といった多彩な還元サービスがあります。
たとえば楽天カードや三井住友カードは、日常利用でポイントが貯まりやすく、海外決済で還元率がアップするキャンペーンも定期的に実施されています。さらにANAカードやJALカードなどの航空系カードを使えば、航空券の購入はもちろん、提携ホテルやレンタカー、空港内の買い物でもマイルを効率よく貯めることができます。
貯めたポイントやマイルは、商品交換・割引・航空券などに活用できるため、日常生活から海外旅行まで、無駄なくお得に使い続けられる点が魅力です。
トラブル時にも安心な不正利用補償
日本で発行されている多くのクレジットカードには、不正利用検知システムやチャージバック制度、購買保護制度が標準で搭載されています。たとえば、購入した商品に対して破損や盗難があった場合に補償を受けられる「ショッピング保険」や「ネットショッピング保険」が付帯されているカードもあり、海外やオンラインでの決済でも安心です。
また、ICチップの搭載に加え、3DセキュアやApple Pay・Google Payなどの生体認証決済に対応しており、スキミングや盗難のリスクを最小限に抑えられます。万が一のトラブルが起きても補償やサポートを受けられるため、現金よりも安心して利用できます。
スピーディーな決済ができ、利便性の高い
シンガポールでは、VisaタッチやMastercardコンタクトレスといった非接触型IC決済が広く導入されており、日本発行のクレジットカードでも利用可能です。レジでカードをかざすだけで決済が完了するため、現金を数えたりサインをしたりする必要がなく、スピーディーに決済ができます。
主要な百貨店、スーパー、レストランに加え、MRTやバスなどの公共交通機関でも対応しており、移動中や混雑時でもスムーズです。また、Apple PayやGoogle Pay、iD、QUICPayなどに日本のカードを登録すれば、スマートフォンひとつで支払いから電子レシートの管理まで可能。
スピードとスマートさを兼ね備えた決済手段として、海外旅行でも強い味方になります。
両替する必要がなく、手数料も不要
クレジットカードを使えば、現地通貨への両替をする手間が省け、旅先での支払いがスムーズになります。シンガポールでは現金よりもカード決済が主流となっているため、両替所を探したり、多めの現金を持ち歩いたりする必要がありません。
また、カードによる決済は、銀行間レートに近い為替レートが適用され、両替所よりも有利な条件で支払えるケースが多くなっています。さらに、最近では海外利用時の為替手数料や事務手数料を無料、または一部還元するキャンペーンを実施するカード会社も増えており、コストを抑えながら安全に支払いができます。
手軽さ・安全性・経済性の3拍子がそろったカード決済は、まさに海外旅行の強い味方です。
シンガポールでクレジットカードを使うときの注意点
クレジットカードは非常に便利な一方で、為替手数料や不正利用、デポジットによる利用枠の確保など、注意すべき点もあります。ここでは、利用前に知っておきたいリスクや対策について解説します。
海外手数料が発生する
シンガポールをはじめ海外でクレジットカードを利用する際には、通常「海外事務手数料(為替手数料)」が加算されます。多くのカードでは1.6〜3.85%程度の手数料が利用額に上乗せされるため、使いすぎには注意が必要です。為替レート自体は比較的有利なものの、細かな手数料設定はカード会社や国際ブランドごとに異なり、AmexやDiners Clubなどでは別途サーチャージや一部の利用制限が設けられている場合もあります。
明細上では日本円換算の請求となるため、現地での価格と乖離することもあります。旅行前には、自身が使うカードの海外手数料を事前に確認しておくと安心です。
悪用されるリスクが潜んでいる
クレジットカードは非常に便利な反面、常に不正利用や偽造カードによる悪用のリスクが潜んでいます。
たとえば、第三者にカード番号や暗証番号を知られてしまうと、知らない間にインターネット上や海外店舗で勝手に利用されてしまう恐れがあります。また、カード情報がスキミングなどの手口によって不正に読み取られ、偽造カードを作成されるケースも報告されています。
さらに、旅行中にカードを紛失したり盗難に遭った場合は、拾った人や盗んだ人がそのカードを悪用する可能性があるため、管理には細心の注意が必要です。特に海外ではカードの取り扱いにより慎重になり、利用明細もこまめに確認することが重要です。
デポジットで利用枠が半強制的に減る
シンガポールのホテルやレンタカーを利用する際、デポジット(預かり金)としてクレジットカードの利用枠が一時的に確保されることがあります。これは万が一の損害や未払いに備えるため、サービス提供側が取る一般的です。
実際に支払いが行われるわけではありませんが、その金額分が一時的に利用可能枠から差し引かれるため、残高に余裕がないと、他の買い物時に利用できないケースもあります。さらに返金処理には通常数日〜数週間かかるため、旅行中に連続してカード利用する場合は、あらかじめ複数枚のカードを用意するなどの対策がおすすめです。
シンガポールでクレジットカードが使える場所
シンガポールでクレジットカードが使える場所は以下の通りです。
- 百貨店(Takashimaya、ION Orchardなど)
- 大型モール(VivoCity、Marina Bay Sandsほか)
- ホテル(マリーナ・ベイ・サンズ、ラッフルズ・ホテルなど)
- 飲食店(スターバックス、鼎泰豊/ディンタイフォンなど)
- 観光地(美術館、動物園など)
- MRT・バス・タクシー(一部条件あり)
- スーパー(FairPrice、Cold Storageなど)
百貨店やショッピングモール、ホテルなどではほぼ全ブランドのクレジットカードが利用可能です。大手カフェ・レストランチェーンも対応しており、観光地やスーパーマーケットもキャッシュレス化が進んでいます。公共交通機関では、VisaやMastercardのタッチ決済にも対応。タクシーでも対応車両が増えており、現金なしでも安心して移動できます。
シンガポールでクレジットカードが使えない場所
以下のような場所では、クレジットカードが使えないケースが多くあります。
- ホーカーセンター(屋台街):現金またはQRコード限定が主流
- 一部ローカル飲食店:PayNow対応だがカード非対応が多い
- 小規模な個人経営商店、伝統市場(ウェットマーケット等)
- 一部タクシー:端末不調や最低利用額の設定あり
- 屋外イベント・ナイトマーケット:現金かローカルQRコードのみ
- 公衆トイレの利用料:現金オンリーが基本
シンガポールではキャッシュレス化が進んでいますが、ホーカーセンターやローカル商店などでは依然として現金のみの支払いが一般的です。PayNowやGrabPayなどQRコード決済が主流となっている場所もあり、クレジットカードが使えないシーンに備えて少額の現金も携帯しておくと安心です。
シンガポールのクレジットカードに関するよくある質問
ここでは、シンガポールでのクレジットカード利用に関して、旅行者がよく感じる疑問や不安点を「よくある質問」としてまとめています。これまでの解説を踏まえ、実際の滞在時に役立つ知識をQ&A形式でわかりやすくご紹介します。
Q1. シンガポールで少額の買い物でもクレジットカードは使えますか?
はい、シンガポールではS$10以下の少額の買い物でも、クレジットカードが利用できる店舗が多く存在します。コンビニエンスストアやカフェ、スーパーマーケットなど、日常的な場所でもキャッシュレス決済が浸透しており、支払いもスムーズです。
現金を用意する手間が省け、旅行中の荷物も軽減できるため、非常に便利です。シンガポールではクレジットカードのタッチ決済に対応している店も多く、滞在中は快適に買い物が楽しめます。
Q2. シンガポールでクレジットカードのスキミング被害に遭わないためには?
スキミングは世界中で起こりうる犯罪であり、比較的治安の良いと言われているシンガポールでも油断は禁物です。
決済時にクレジットカードを渡す際は、必ず目の届く範囲で処理してもらいましょう。カードが一時的に見えなくなる場面では、番号や情報を盗み取られるリスクがあります。また、ATMや店舗の決済端末に不自然な装置がないか、挿入口にぐらつきがないかも事前に確認してください。
Q3. シンガポールでクレジットカードを使った場合、利用明細はいつ確認できますか?
はい、クレジットカードの利用明細は通常、利用後数日以内にカード会社のウェブサイトやアプリから閲覧可能です。滞在中は不正利用や身に覚えのない請求がないか、こまめに確認することをおすすめします。
多くのカード会社では、利用時にリアルタイムでメールやアプリ通知が届くサービスを提供しており、不正利用にもすぐ気づける仕組みが整っています。時差に左右されず確認できる点も安心です。
Q4. シンガポールでクレジットカードを紛失・盗難されてしまった場合どうすればいいですか?
まずは、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを行ってください。不正利用を防ぐためにも迅速な対応が重要です。連絡先は事前にメモしておくか、カード会社の公式サイトから確認できるようにしておくと安心です。
海外からの連絡には国際電話番号が必要な場合があるため、出発前に確認しておきましょう。VISAやMastercardなどでは、国際緊急サポートデスクの利用も可能です。
Q5. チップはクレジットカードで支払えますか?
レストランやホテルでは、伝票に記載されたチップ欄に金額を記入することで、クレジットカード決済と一緒にチップを支払うことが可能です。
ただし、シンガポールではサービス料(通常10%)が請求に含まれていることが多く、チップは基本的に不要とされています。とはいえ、特別な対応を受けた場合などに感謝の気持ちを示したいときは、現金で2シンガポールドルほど渡すのが一般的です。
まとめ
シンガポールは世界でも有数のキャッシュレス先進国であり、クレジットカードは非常に利便性の高い支払い手段です。百貨店や観光施設、交通機関まで広く対応していますが、ホーカーセンターなどのローカル店舗では現金やQRコード決済が求められることもあります。
そのため、VisaやMastercard対応のカードを2枚以上持っておくと安心です。また、渡航前には海外利用登録やキャッシング枠の設定も忘れずに行いましょう。クレジットカードをうまく活用して、シンガポールでの旅をより快適にお楽しみください。