ニュージーランドを旅行するなら、クレジットカードは欠かせません。カフェやスーパー、ホテル、レンタカーなど、ほとんどの場所でカード決済が主流。現金をほとんど使わずにスマートに旅を楽しめます。
VisaやMastercardなら全国的に使いやすく、海外旅行保険付きカードなら医療費の高いニュージーランドでも安心です。さらに、利用額に応じてポイントが貯まるなどメリットも豊富。一方で、海外事務手数料や使い過ぎには注意が必要です。
本記事では、ニュージーランドでおすすめのクレジットカードと、安全・お得に使うためのポイントを詳しく紹介します。
ニュージーランドでおすすめのクレジットカード5選
ニュージーランドを旅行するとき、現金よりもクレジットカード払いが主流です。カフェや観光施設、レンタカーにいたるまで、ほとんどの場所でカード決済が可能ですが、ブランドやカードの種類によっては使えないこともあります。
さらに、海外での利用には「手数料」や「付帯保険」など、意外と見落としやすいポイントも。
ここでは、ニュージーランドで実際に使いやすく、旅行者にメリットの多いクレジットカード5枚を厳選して紹介します。年会費の有無や海外旅行保険、キャッシング対応などを比較しながら、自分の旅スタイルに合った一枚を見つけましょう。
JCBカードW

| 年会費 | 永年無料/39歳以下対象(40歳以上は継続可) |
| 国際ブランド | JCB |
| 申し込み対象 | 18〜39歳(高校生除く) |
| ポイント還元率 | 基本1.0%〜(常に2倍ポイント)優待店で最大10.5%以上 |
| ETCカード(費用) | 年会費無料(本会員・家族会員含む) |
| 家族カード(費用) | 年会費無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)・ショッピングガード保険あり |
| 海外キャッシング | 海外ATMから現地通貨引き出し可能(JCBグローバルATM対応) |
18〜39歳限定(40歳以上も継続保有可)のカードですが、年会費が永年無料で、ポイント還元率が高いのが大きな魅力です。
特に国内・海外の買い物で常に「2倍ポイント」がたまり、さらには優待店で還元率が大幅アップする特典あり。海外旅行傷害保険(利用付帯)やショッピング保険も付いており、ニュージーランドでも安心して使える一枚です。
旅先で「使えるブランドか?」という観点でも、JCBは少し注意が必要ですが、「JCB PLUS WORLD」など海外サービスも強化されているので、海外旅行用途にも十分検討できます。高還元を狙いたい若年層向けとして特におすすめです。
ライフカード

| 年会費 | 無料(保険付タイプは2年目以降1,375円) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
| 申し込み対象 | 日本国内在住の18歳以上 |
| ポイント還元率 | 通常0.5%/誕生月3倍・入会初年度1.5倍 |
| ETCカード | 初年度無料(条件により以降無料) |
| 家族カード | 年会費440円 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(自動付帯) |
| 海外キャッシング | 海外ATMで現地通貨引き出し可 |
スタンダードタイプは年会費無料で使いやすく、旅行傷害保険付きタイプを選べば海外・国内両方をカバーできます。入会後1年間はポイント1.5倍、誕生月は3倍など、ポイントアップ特典が充実。
普段使いでも旅行でもポイントを貯めやすいカードです。保険付帯タイプを選ぶことで、海外旅行中の万が一にも備えられます。
ニュージーランド滞在中の買い物や宿泊費の支払いにも便利で、初めての海外利用にも安心の一枚です。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

| 年会費 | 月会費1,100円(税込・年換算13,200円) |
| 国際ブランド | American Express |
| 申し込み対象 | 20歳以上・安定収入のある方 |
| ポイント還元率 | 0.5〜1.0%(優待店で上昇) |
| ETCカード | 発行可(条件により無料) |
| 家族カード | 月会費550円(年換算6,600円) |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯) |
| 海外キャッシング | AMEXネットワークで利用可 |
ステータスと旅行特化サービスが魅力の1枚。空港ラウンジや「オーバーシーズ・アシスト」など海外旅行時のサポートが充実しています。日本語対応の24時間サポートデスクもあり、トラブル時にも安心。
海外旅行傷害保険は最高5,000万円と手厚く、旅の安全を重視したい人にぴったりです。ニュージーランドでも主要都市や観光地での利用率が高く、ブランド信頼度の高さが安心感を与えます。ポイント還元率よりもトータルサポートを重視する方向けです。
東急カード

| 年会費 | 初年度無料/2年目以降1,100円 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
| 申し込み対象 | 18歳以上(高校生を除く) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜(東急加盟店で上昇) |
| ETCカード | 発行無料(条件により) |
| 家族カード | 年会費330円 |
| 付帯保険 | 条件付きで海外旅行傷害保険あり |
| 海外キャッシング | 海外ATM利用可 |
東急沿線ユーザーに人気のカードで、日常利用に加えて旅行時も便利です。東急グループでの利用でポイントが貯まりやすく、海外キャッシングにも対応しています。
ただし海外旅行傷害保険は「ゴールドカード」や「公共交通支払い済み」の場合に限定されるケースがあるため、旅行目的で使う際はカードランクを確認しましょう。普段の生活と旅行の両方でポイントを貯めたい人に向いています。
三井住友カード(NL)
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| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
| ポイント還元率 | 通常0.5%/対象店で最大7% |
| ETCカード | 条件により年会費無料 |
| 家族カード | 年会費無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯) |
| 海外キャッシング | 海外ATMで現地通貨引き出し可 |
ナンバーレス仕様でセキュリティ性が高く、年会費も永年無料。Visaのタッチ決済対応で、対象コンビニや飲食店利用時には最大7%ポイント還元と非常にお得です。
海外旅行傷害保険も付帯(利用付帯)しており、Visa・Mastercard両対応のためニュージーランドでも使いやすいカード。
スマホ決済に強く、旅先でのキャッシュレス決済をスムーズに行えます。ポイント還元と安全性を両立した万能型カードです。
ニュージーランドでクレジットカードは使える?キャッシュレス事情について

ニュージーランドでは、ほとんどの場所でクレジットカードが利用できます。観光地をはじめ、都市部のホテルやレストラン、ショッピングモール、レンタカー会社など、幅広い店舗がキャッシュレスに対応しています。
現金よりもカードやスマホ決済が主流で、旅行中に支払いで困ることはほとんどありません。
クレジットカードの利用率も非常に高く、VISAやMastercardが特に広く受け入れられています。一部ではJCBやAmerican Expressも使用可能で、主要国際ブランドであれば問題なく使える国です。
ここでは、ニュージーランドのキャッシュレス決済の種類や特徴、使えるブランドについて詳しく見ていきましょう。
ニュージーランドのクレジットカード普及率
ニュージーランドは世界でも有数のキャッシュレス先進国で、都市部では現金をほとんど使わずに生活できます。
日常の買い物や交通機関の支払い、さらには小規模なカフェでもクレジットカードや電子マネーが一般的。現金払いは例外的な存在になりつつあります。
特にクレジットカードの利用率が高く、高額決済や宿泊予約、レンタカーのデポジットなどで信頼性のある支払い方法として定着。銀行口座と直結したデビットカードの利用も盛んで、どの層にもキャッシュレス文化が根づいています。旅行者にとっても利便性が高く、現金を大量に持ち歩く必要がないのが大きな安心ポイントです。
ニュージーランドで使えるキャッシュレス決済一覧
- クレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど)
最も一般的な決済手段で、高額な買い物やホテルのデポジットにも対応。 - デビットカード
銀行口座と連動し、使った分が即時引き落としされる仕組み。使いすぎ防止にも有効です。 - Eftpos(エフポス)
ニュージーランド独自の電子決済システムで、地元の店舗では主流の支払い方法。 - モバイル決済(Apple Pay、Google Payなど)
スマホやスマートウォッチをかざして非接触で支払う方式。日本のQR決済は未対応です。 - 交通ICカード(AT HOP、Snapperなど)
オークランドやウェリントンなど都市ごとに導入されている交通系カード。公共交通の利用に便利です。
このように、多様なキャッシュレス手段が日常生活や観光シーンに浸透しており、現金に頼らなくても快適に過ごせる環境が整っています。
ニュージーランドで使える国際ブランドは?
- VISA
最も広く利用できるブランドで、ほぼすべての都市や観光施設で使用可能。 - Mastercard
VISAと並ぶ高い普及率を誇り、地方の店舗でも受け入れられています。 - JCB
日本人観光客向けサービスとして一部で利用可能。都市部や観光地での使用に向いています - American Express
ホテルや高級レストランでは対応しているものの、小規模店舗では非対応の場合もあります。
VISAやMastercardがあれば、ニュージーランド全域で困ることはほとんどありません。JCBやAmexは補助的な選択として持っておくと安心です。複数ブランドのカードを携行すれば、どんな場面でも柔軟に対応できるでしょう。
ニュージーランドでクレジットカードを使うメリット

ニュージーランドはキャッシュレス社会が進んでおり、クレジットカードを持つことで旅行がより快適かつ安心になります。現金を多く持ち歩くリスクを減らせるうえ、保険やポイント還元などの特典を活用できる点も魅力です。
ここでは、ニュージーランドでクレジットカードを使う主なメリットを紹介します。
海外旅行保険が付帯している
多くのクレジットカードには、無料の海外旅行保険が自動で付帯しています。医療費が高額になりやすいニュージーランドでは、万が一の病気やケガの際に経済的な安心を得られる重要な補償です。
加入手続きが不要なカードも多く、コストを抑えながら備えられる点もメリット。ード付帯保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで自動的に保険が適用されるタイプの海外旅行保険です。出発前に特別な手続きは不要で、カード所有者が海外に滞在している期間中は自動的に補償が受けられます。
ニュージーランドのように医療費が高額な国でも、ケガや病気、盗難などのトラブルに備えられるのが魅力です。
ただし、補償内容は比較的シンプルで、最高補償額が「利用付帯型」より低めに設定されている場合もあります。短期旅行やサブカードとして活用する際には手軽で便利な仕組みですが、長期滞在や手厚い補償を求める場合は別途保険の検討が必要です。
利用付帯とは、旅行代金(航空券・ツアー代など)をクレジットカードで支払うことで保険が有効になるタイプの海外旅行保険です。条件を満たすことで補償が適用される仕組みで、医療費や携行品損害、救援者費用など、手厚い補償内容を持つカードが多いのが特徴です。
ニュージーランドではアクティビティや移動も多いため、利用付帯型のカードを上手に使えば安心感がさらに高まります。ただし、支払い条件を満たしていないと保険が適用されないため、出発前に「どの支払いをカードで行う必要があるか」を必ず確認しておきましょう。
現金を持ち歩く必要がない
ニュージーランドではカード払いが主流のため、現地での支払いをクレジットカードで済ませれば、まとまった現金を持ち歩く必要がありません。
これにより、スリや置き引きなどのトラブルに巻き込まれるリスクを大幅に軽減できます。治安が比較的良い国とはいえ、観光客を狙った盗難はどこでも起こり得ます。
カード決済を中心にすれば、財布の中身を減らしつつ、安全に旅を楽しめます。紛失時もカード会社に連絡すれば即時停止できるため、現金よりも被害を最小限に抑えやすいのが大きな利点です。
ATMで簡単に現地通貨が引き出せる
ニュージーランドでは、VisaやPLUS、Cirrusなどの国際ATMネットワークに対応した機械が都市部や空港、ショッピングセンターに多数設置されています。クレジットカードのキャッシング機能を使えば、現地通貨(NZドル)をその場で引き出すことができ、急な支払いにも安心です。
ATM手数料が無料または低額のカードを選べば、為替レートの良いタイミングで現金を用意できる点もメリット。銀行や両替所を探す手間が省け、夜間や週末でも引き出し可能です。必要な分だけ下ろせるため、現金の持ちすぎを防げるのもクレジットカード利用の利便性のひとつです。
使うだけでポイントが貯まる
クレジットカードのもう一つの魅力は、利用するたびにポイントが貯まる点です。買い物やレストランでの支払いはもちろん、ホテルやツアー代の決済でもポイントが還元されます。
貯めたポイントは帰国後に商品交換やマイル、旅行費用の割引などに活用でき、旅の楽しみをさらに広げてくれます。
また、カードによっては海外利用時のポイント還元率がアップする特典もあり、ニュージーランド旅行中に効率的にポイントを貯めるチャンスです。普段の生活だけでなく、旅行中もお得を実感できるのがクレジットカードの大きなメリットです。
ニュージーランドでクレジットカードを使うときの注意点

便利で頼もしいクレジットカードですが、使い方を誤ると無駄な出費やトラブルの原因になることもあります。ニュージーランド旅行では、カード社会の利便性を享受しつつも、リスクとコストを理解しておくことが大切です。ここでは、旅行中に気をつけたい代表的な注意点を紹介します。
つい使い過ぎてしまうことがある
クレジットカードは現金を直接やり取りしないため、支出の実感が薄れやすく、気づかないうちに使い過ぎてしまうことがあります。
特にニュージーランドのようにキャッシュレス決済が主流の国では、少額のカフェ代や交通費などもすべてカード払いで済ませてしまい、後で請求額に驚くケースも少なくありません。
旅行中は、あらかじめ1日の予算を決めておくか、スマホアプリや利用明細で定期的に支出をチェックするのがおすすめです。使い過ぎ防止機能のあるカードやデビットカードと併用すれば、安心して旅を楽しめます。
海外事務手数料が上乗せされる
海外でクレジットカードを利用すると、通常の代金に加えて「海外事務手数料」や「為替手数料」が上乗せされます。これはカード会社が為替換算や国際ネットワーク利用の際にかける手数料で、一般的に利用金額の1.6〜3.0%程度が目安です。
ニュージーランド滞在中、頻繁にカード決済を行うとこの手数料が積み重なり、思ったより出費が増えることも。事前にカード会社ごとの手数料率を確認しておくと安心です。
為替レートが有利な時期にまとめて支払う、または海外手数料が安いカードを選ぶなど、少しの工夫でコストを抑えられます。
スキミング被害のリスクがある
海外でのカード利用では、スキミング被害にも注意が必要です。スキミングとは、カードの磁気情報を不正に読み取られ、第三者に悪用される犯罪行為のこと。ニュージーランドは治安が良い国ですが、観光地や人通りの多い場所では油断は禁物です。
不特定多数が利用するATMでは、カード挿入口に不自然な機器が取り付けられていないか確認しましょう。街中では、信頼できる銀行やショッピングモール内のATMを利用するのが安全です。
さらに、タッチ決済やICチップ対応のカードを使うことで、スキミングのリスクを大幅に減らすことができます。
ニュージーランドでクレジットカードが使える場所

・スーパー(Freshchoice、Pak’nSave、New World、Woolworthsなど)
・大型ショッピングモール内の店舗
・ファッション店舗(Barkers、Cotton On、H&M、David Jonesなど)
・レストラン・カフェ(KFC、McDonald’s、Nando’sなど)
・レンタカー会社(Apex、Go Rental、Jucy、Sixtなど)
・コスメショップ(L’Occitane、Mecca、Sephoraなど)
・コンビニエンスストア(Circle K、Relay)
・主要都市の公共交通機関(ICカード発行・チャージ)
・ホテルや観光地のショップ
・タクシー(一部都市)
ニュージーランドではVisaとMastercardが圧倒的に普及しており、都市部のほとんどの施設で利用可能です。ファッションやコスメ、薬局などの日常的な買い物でもカード払いが一般的で、ガソリンスタンドやレンタカー会社でもキャッシュレス決済が主流。
公共交通機関のICカードへのチャージにも対応しており、現金を使う機会はほとんどありません。American ExpressやJCBも一部の高級ホテルや観光地で使えますが、地方ではVisa・Mastercardが最も安心です。
ニュージーランドでクレジットカードが使えない場所

・屋台や移動販売車(フードトラック、イベント屋台など)
・ファーマーズマーケットや地方のマーケットの一部ブース
・個人経営の小規模店舗(観光地から離れたカフェや雑貨店など)
・郊外の電車やバスなど一部の公共交通機関
・コインロッカーなどの一部施設
ニュージーランドではキャッシュレスが非常に進んでいますが、地方や小規模経営の店舗では現金払いのみのケースも残っています。
特にファーマーズマーケットや移動販売の屋台は通信環境の影響でカード端末を導入していない場合が多く、カード利用の最低金額を設定している店もあります。
郊外の公共交通機関ではICカードが未対応の地域もあるため、少額の現金を用意しておくと安心です。コインロッカーなども現金限定の場所があり、完全キャッシュレスとは言えません。
ニュージーランドのクレジットカードに関するよくある質問

これまで紹介した内容を踏まえ、ここではニュージーランドでクレジットカードを利用する際によく寄せられる質問にお答えします。
支払い方法や暗証番号、盗難時の対応など、旅行者が現地で戸惑いやすいポイントをQ&A形式でわかりやすく解説します。
Q1.支払い時にニュージーランドドルか日本円のどちらで払うか聞かれたら、どちらを選ぶべきですか?
NZD(ニュージーランドドル)を選んでください。これは「DCC(Dynamic Currency Conversion)」という外貨建て決済の仕組みで、日本円を選ぶと店舗側が設定した為替レートと手数料が適用され、割高になることがあります。
現地通貨のNZDで支払えば、カード会社が公正なレートで換算してくれるため、よりお得に決済できます。
Q2. ニュージーランドでは、クレジットカードの暗証番号(PIN)の入力は必須ですか?
ほとんどの店舗やレジで暗証番号(PIN)の入力が必須です。
ニュージーランドではセキュリティ対策が徹底されており、カードを挿入またはタッチした後にPINコードの入力を求められるのが一般的です。日本で主流の「サイン」方式はほとんど使われません。渡航前に必ず自分のカードのPINコードを確認し、忘れないようにしておきましょう。
Q3.カードの利用限度額を一時的に増額しておくべきですか?
長期旅行やレンタカー、高額な買い物を予定している場合は、出発前に限度額の一時増額を申請しておくのがおすすめです。
ニュージーランドではホテルやレンタカー利用時にデポジット(保証金)として一時的に高額な枠が確保されることがあり、通常の利用と重なると限度額に達してしまうことも。余裕をもって枠を確保しておくと、旅行中も安心してカードを使えます。
Q4.万が一、クレジットカードが盗難・紛失した際、現地でどうすれば良いですか?
すぐにカード会社へ連絡し、利用停止手続きを行ってください。渡航前に海外専用の緊急連絡先を控えておくことが大切です。
その後、最寄りの警察署で盗難・紛失の届出(ポリスレポート)を提出し、控えを受け取っておきましょう。カードによっては現地での緊急再発行サービスもあり、再発行までの間は現金や別カードで対応します。
Q5.ホテルやレンタカーを予約する際、デポジット(保証金)の支払いにはクレジットカードが必須ですか?
はい、基本的にクレジットカードが必須です。特にレンタカー会社や高級ホテルでは、デポジットとして一定額をカード枠で確保する「オーソリゼーション(与信枠確保)」が必要です。
これは滞在中の追加費用や損害を保証するための仕組みで、デビットカードやプリペイドカードでは対応してもらえない場合がほとんどです。旅行にはVisaまたはMastercardのクレジットカードを必ず持参しましょう。
まとめ
ニュージーランドは、世界でもトップクラスのキャッシュレス社会です。ほぼすべての店舗や施設でVisa・Mastercardが利用でき、現金を持ち歩かずにスマートに決済が完了します。
クレジットカードを使うだけでポイントが貯まり、海外旅行保険も自動付帯するなど、お得で安心な仕組みが整っています。両替の手間もなく、現地通貨の引き出しも簡単。安全・便利・快適に旅を楽しむために、クレジットカードはニュージーランド旅行の心強い味方です。


