モルディブにおける旅行のベストシーズンは、乾季にあたる12〜4月ごろです。青く澄んだ海と安定した天候が魅力で、ビーチリゾートや水上ヴィラからの絶景が存分に楽しめます。とりわけダイビングでは、透明度が高く、マンタやジンベエザメに出会えるチャンスも増えるのが大きなメリットです。
しかし、デメリットとしては旅行費用が高くなりやすく、人気リゾートは早期予約が必要になるので注意が必要です。
一方、オフシーズンの5〜11月は雨が多くなりますが、その分旅行代金は安くて人混みも少なめ。どの時期を選ぶかは、目的や予算、求める体験によって異なります。
この記事では、モルディブ ベストシーズンの特徴と時期ごとの魅力を詳しく解説しましょう。
モルディブ旅行におすすめのベストシーズンは?
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モルディブ旅行のベストシーズンは、ずばり乾季の12月~4月です。この時期は降水量が少なく晴天率が高いため、海も穏やかで透明度が抜群。白い砂浜とターコイズブルーの海を満喫でき、マリンアクティビティやダイビングに最適です。
乾季の中でも1~3月は風も弱く、水中の視界が20m以上になる日も多く、ジンベエザメやマンタとの遭遇率も上がります。
一方で、この期間は観光客が集中するため、航空券やリゾート料金は高騰しやすく、人気の水上ヴィラは早期予約が必須です。
反対に雨季(5月~11月)はスコールが多いですが、短時間で止むことも多く、料金が大幅に下がるためコスト重視の旅行には向いています。
ただし、いくらコストが安いといっても6〜8月は風が強まり、海況が荒れる日もあるため注意が必要です。
旅行の目的が最高の景色とアクティビティなら乾季、費用重視でのんびり滞在なら雨季、と選び方を明確にすることで、自分にとって最高のモルディブ旅行を計画できるでしょう。
モルディブ旅行が一番安く行けるシーズンは?
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モルディブ旅行が最も安く行けるのは雨季にあたる5月〜10月です。この時期は観光客が少なく、航空券や宿泊料金が乾季に比べて大幅に下がります。
とりわけリゾートは空室を埋めるためにプロモーションや割引パッケージを多く打ち出すため、水上ヴィラや高級リゾートでも乾季の半額近くで泊まれることもあります。
また、航空券も需要が減るため、直行便・経由便ともに値下がり傾向が顕著です。5月や9月は大型連休を外せばさらにお得度が増し、旅行総額を10〜20万円台に抑えることも可能です。
ただし、雨季はスコールが多く、天候が不安定になる点には注意が必要です。降雨は短時間で止むことが多いものの、波や風が強まる日もあり、ダイビングやシュノーケリングの透明度は乾季に比べて落ちます。
その一方で、雨季は海洋生物が活発になり、マンタやジンベエザメとの遭遇率が高まるシーズンでもあります。
費用を抑えつつも非日常感を満喫したいなら、雨季のモルディブは狙い目です。天候によるアクティビティの制限を許容できれば、同じ予算でよりランクの高いリゾートや長期滞在が可能になります。たとえばカップルや新婚旅行で、水上ヴィラに泊まりたいけれど費用が気になるという場合、この時期はハネムーンのしやすい季節と言えるでしょう。
モルディブ旅行費用の目安(1人あたり・5泊7日)
乾季(12〜4月) | 雨季(5〜11月) | |
航空券(往復) | 15〜25万円 | 10〜18万円 |
宿泊費(水上ヴィラ) | 20〜50万円 | 15〜35万円 |
宿泊費(ビーチヴィラ) | 10〜25万円 | 8〜20万円 |
合計目安(高級) | 40〜80万円 | 30〜60万円 |
合計目安(中級) | 30〜50万円 | 25〜40万円 |
※費用は航空券+宿泊のみの目安。食事やアクティビティ、送迎、税金などは別途必要。
※高級は5つ星リゾート、中級は3〜4つ星リゾートを想定。
モルディブのシーズン別で見る気候と服装について
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モルディブは年間を通して高温多湿の熱帯気候に属し、平均気温はおよそ28~30℃。季節は大きく乾季(12月~4月)と雨季(5月~11月)に分かれ、それぞれ異なる魅力と注意点があります。
乾季は晴天率が高く観光やマリンアクティビティに最適、雨季はスコールが多い反面、旅行費用が安く、海洋生物の観察にも適しています。
ここでは気温と服装についてまとめました。旅行の目的や予算に合わせて、最適なシーズンを選びましょう。
雨季(5月〜11月)
雨季は南西モンスーンの影響を受け、降水量が増える時期です。特に5月と10〜11月は雨が多く、月間降水量は200mmを超えることもあります(例:5月256.2mm、10月266.8mm[気象庁データ])。
ただし一日中降り続くわけではなく、短時間のスコールが多いため、その合間には青空も広がります。平均気温は28.2〜29.4℃で湿度が高く、通気性の良いTシャツやショートパンツ、軽いレインジャケットが便利です。
雨季の人気イベント
- バア環礁のハニファルベイでのマンタウォッチング(6〜11月)
プランクトンを求めて集まるマンタの群れは圧巻。シュノーケルやダイビングで間近に観察可 - ファリアイランド・フェスティバル(2025年9月19〜22日)
パティーナ モルディブとザ リッツ・カールトン モルディブが共同開催。音楽、アート、食、ウェルネスを融合した国際的イベント
乾季(12月〜4月)
乾季は北東モンスーンが吹き、空気が爽やかで波も穏やか。平均気温は28.3〜29.8℃で、降水量は月60〜118mm程度と少なめです。12〜2月は特に晴天率が高く、シュノーケリングやダイビングの透明度も抜群。観光のベストシーズンとして世界中から旅行客が訪れます。
ただし、この時期は旅行需要が高まるため、航空券や宿泊料金は年間で最も高くなる傾向があります。クリスマスや年末年始、春休み期間は特に混雑し、予約も取りづらくなります。
日中は強い日差しが降り注ぐため、半袖、薄手のワンピース、帽子やサングラス、日焼け止めが必須。乾燥した空気で夜も過ごしやすく、リゾート滞在やダイビング、ビーチでのんびり過ごすのに理想的です。
乾季の人気イベント
乾季の人気イベントは、リゾートでのクリスマスイベントです。イスラム教国ながら、観光リゾートでは島全体がクリスマス仕様になり、特別ディナーやサンタクロースの登場など、華やかな祝祭ムードが楽しめます。
このほか新年を祝うカウントダウンイベントやビーチでの星空観察ツアーが人気え、リゾートによってはフルムーンパーティーなど、夜間アクティビティも充実しています。
季節ごとの平均気温・降水量(マレ地点平年値)
月 | 平均気温(℃) | 月降水量(mm) |
1月 | 28.4 | 115.2 |
2月 | 28.7 | 66.0 |
3月 | 29.4 | 101.7 |
4月 | 29.8 | 117.7 |
5月 | 29.4 | 256.2 |
6月 | 29.2 | 133.9 |
7月 | 28.9 | 201.5 |
8月 | 28.7 | 217.7 |
9月 | 28.5 | 240.6 |
10月 | 28.5 | 266.8 |
11月 | 28.2 | 293.7 |
12月 | 28.3 | 239.1 |
出典:気象庁
モルディブへ雨季に行くメリット・デメリット
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モルディブの雨季(5月~10月)は、晴天が続く乾季に比べると雨や曇りの日が多く、天候が不安定になることもあります。
しかし、料金が安くなる時期や海洋生物との出会いが増えるなどの魅力も少なくありません。旅行計画を立てる際には、雨季のメリット・デメリットを理解し、自分の希望やスタイルに合った時期を選ぶことが大切といえます。
メリット
- 宿泊代やツアー料金が乾季より安い
- 高級リゾートも割引があり乾季より手が届きやすい
- 旅行客が少なく静かで乾季よりゆったり過ごせる
- 海にプランクトンが増え、乾季より大型海洋生物の遭遇率アップ
- まれに乾季のような晴天が続くこともある
雨季は乾季に比べて宿泊代やツアー代が大幅に割安になるため、憧れのラグジュアリーリゾートにも手が届きやすくなります。さらに、旅行客が減ることで混雑が緩和され、レストランやビーチ、スパなどをゆったりと楽しめるのも魅力です。
また、雨季には海中のプランクトンが増加するため、マンタやジンベエザメといった大型の海洋生物と出会えるチャンスが高まります。海洋生物との出会いやすさは多くのダイバーやシュノーケラーにとって大きなメリットです。
加えて、天候は不安定とはいえ、晴れ間が続く日もあり、思わぬ好条件の日に遭遇することも。メリットを考慮すると、予算や静かな環境を重視する人には雨季の訪問も十分に価値があります。
デメリット
- 曇りや雨の日が多く、乾季より晴天が期待しにくい
- 水上飛行機やボートの移動が天候で乾季より遅延・欠航しやすい
- アクティビティやエクスカーションが悪天候で中止になる場合が乾季より多い
- 一部リゾートで施設の改修工事が乾季より行われることがある
雨季は曇りや雨の日が多いため、モルディブの象徴ともいえる透き通った青空や海の絶景に出会う確率が下がります。とりわけ長期滞在でも連続して雨の日が続くこともあり、観光やマリンアクティビティに影響が出ることも少なくありません。
また、天候が不安定なため、空港からリゾートへの移動手段である水上飛行機やスピードボートが遅延や欠航になるケースもあります。移動がスムーズでないと旅のストレスが増すこともあるため、注意が必要です。
さらに、悪天候によってダイビングツアーやシュノーケリングなどの海のアクティビティが中止になることも多く、楽しみにしていた体験が叶わないリスクがあります。加えて、ゲスト数が少ないため一部施設が閉鎖されたり、リノベーション工事が行われている場合もあるため、滞在中のサービス面に影響が出ることもあるので注意が必要です。
モルディブへ乾季に行くメリット・デメリット
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モルディブ旅行を計画するとき、乾季(11月~4月)は人気のベストシーズンとされています。晴天率が高く、真っ青な海や美しい空に出会いやすいのが大きな魅力です。
一方で、人気ゆえに料金が高くなったり混雑したりするデメリットもあります。ここでは、乾季に行く際のメリット・デメリットをわかりやすく解説し、旅行計画の参考にしてください。
メリット
- 晴天率が高く、雨季より青空と透明度の高い海が楽しめる
- スノーケリングやダイビングに雨季より最適な海のコンディション
- 空港からリゾートへの移動が雨季より比較的スムーズ
- リゾートのアクティビティやツアーが雨季に比べて中止になりにくい
- 夕日や朝焼けなどの美しい景色を雨季より堪能できる
乾季はモルディブで最も安定した晴天が続く時期です。空が澄み渡り、真っ青な海の透明度も抜群なので、海の中のサンゴや熱帯魚をはっきりと見ることができます。環境が整う季節でもあるため、スノーケリングやダイビングが大人気なのも納得です。
また、空港から水上飛行機やスピードボートでリゾートに向かう際、悪天候の影響を受けにくく、移動のストレスが少ないのも魅力です。スムーズなスケジュールで旅を楽しめるでしょう。
さらに、リゾートの主催するアクティビティやエクスカーションが予定通り開催されることが多いため、満喫しやすい環境に。朝焼けや夕焼けの空がオレンジやピンクに染まるトワイライトも絶景の一つ。旅の満足度を高めてくれる理由がたくさんあります。
デメリット
- 宿泊料金が雨季より1.3~1.5倍ほど高くなる
- 人気シーズンのため雨季よりリゾートが混雑しやすい
- 予約が取りにくく、希望の部屋や時間帯が雨季より取りづらいこともある
- 滞在中、レストランやバーが賑やかで雨季より静かな環境が少ない場合も
乾季は人気のベストシーズンなので、宿泊料金が大幅に高くなるのが最大のデメリットです。とりわけ年末年始は価格がさらに跳ね上がります。
また、観光客が集中するため、多くのリゾートが満室状態で予約が取りづらくなります。予約がとりにくい時期に当たることから、希望の部屋タイプやスパ、食事の時間帯など、細かいリクエストが通りにくい場合もあります。
さらにゲスト数が多い分、レストランやバーは賑やかで落ち着かないことも。オーダーがしたものが遅くなるといったケースも珍しくありません。
静かにゆったり過ごしたい方にはやや不向きといえます。このように、価格や混雑という点を理解したうえで、計画を立てることが大切です。
モルディブ旅行で気をつけるべきシーズンや休暇
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モルディブは年間を通して温暖な南国リゾートですが、旅行のベストシーズンは1月から4月の乾季です。この時期は降雨が少なく海も穏やかで、アクティビティも楽しみやすいです。
一方、5月から10月は雨季となり、急なスコールや風の影響で水上飛行機が欠航することも。2026年は2月17日から3月19日までイスラム教のラマダーン(断食月)もあり、現地の文化や規制にも配慮が必要です。
注意点を押さえてモルディブ旅行を楽しみましょう。
2026年のラマダーンは2/17〜3/19
ラマダーンはイスラム教の最も重要な宗教行事の一つで、ムスリムにとって神聖な断食月です。
2026年のラマダーンは2月17日から3月19日まで。この期間中は日の出から日没まで飲食や喫煙、喧嘩や悪口を控えることが求められるので、観光客もラマダーンにしたがって公共の場での飲食や喫煙は避けるのがマナーです。
たとえば街中やレストランでは、日中は飲食が制限されるため、食事の時間帯や場所に注意が必要です。また、モルディブの多くの店舗や施設は営業時間が短縮されたり、休業することも珍しくありません。さらに宗教的配慮として、露出の多い服装は避けることが望まれます。
また、ラマダーン期間中は宗教的行事が多く、特に日没後の食事・イフタールは重要なイベントです。観光客もこの時間に合わせて食事を楽しむことができますが、イフタール以外の時間帯において公共の場で断食を破ることは避ける配慮が求められます。
さらに近年、世界的にラマダーン時期はテロの警戒も強まっており、モルディブでも注意が必要です。旅行者は最新の治安情報を常に確認し、外出時は安全に配慮しましょう。
悪天候の影響でアクティビティが中止になる可能性
モルディブの雨季(5月~10月)は、スコールや強風が起こりやすくなります。雨季の時期は海の状況が不安定で、ダイビングやシュノーケリング、ボートツアーなどのアクティビティが急に中止になることがあります。
とりわけ水上飛行機での移動は視界不良や強風により欠航しやすく、ホテルへのアクセスが困難になる場合も珍しくありません。
また、急な天候変化により、旅行日程の変更や追加の宿泊費が発生するリスクもあります。スケジュール通りに楽しみたい気持ちもわかりますが、まずは安全を最優先に考え、旅行計画には余裕を持つことが大切です。雨季に訪れる場合は、水上飛行機以外のスピードボート移動が可能なリゾートを選ぶと安心です。
また、海が荒れるため、水上コテージから直接海に入るのはやめましょう。雨季はプライベートプール付きの水上コテージを選ぶか、室内で楽しめる設備の充実したホテルを選ぶことをおすすめします。
安全面と快適さを考慮し、天候の影響を十分に理解して旅行計画を立てましょう。
まとめ
モルディブ旅行のベストシーズンは、降水量が少なく海が穏やかな乾季の12月~4月です。この時期は透明度の高い海でのマリンアクティビティが楽しめ、とりわけ1~3月はジンベエザメやマンタと出会えるチャンスも増えます。
一方、雨季(5月~11月)は料金が安く混雑が少ないため、費用を抑えたい人におすすめです。ただし、スコールや強風が起こりやすく、アクティビティに制限が出ることもあります。
モルディブ旅行を計画する際は、旅行の目的や予算に合わせて乾季か雨季を選ぶのが大切です。また、ラマダーンなど現地の文化にも配慮した計画を立てることも注意したいポイントといえます。
今回紹介した内容をもとに自分に合った最高のモルディブ旅行を計画しましょう。