マレーシア旅行を予定している方のなかには、現地での支払いをクレジットカードメインにしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし国が変われば決済事情も変わるため、マレーシアではどの程度クレジットカードを使えるのかが不安に感じていることでしょう。
近年マレーシアは急速に発展しており、多くの場所でクレジットカードが利用可能です。ただし、マレーシアでクレジットカードによる決済を考えているなら日本とは異なる利用ルールや為替レートの違い、不正利用によるシルクなどをあらかじめ把握しておかなければなりません。
本記事ではマレーシアのキャッシュレス事情を分かりやすく解説しつつ、旅行者にとって持っておくと心強いおすすめのクレジットカード5枚を併せて紹介します。
マレーシアでおすすめのクレジットカード5選
海外旅行をする際は、国内では発生しないようなトラブルに対応できるような旅行保険が付帯されているものや、海外で利用できるお得な特典が付帯されているものがよいでしょう。
ここではマレーシア旅行の際に携行しておくと安心かつ便利なクレジットカードを厳選して5枚紹介します。
エポスカード
エポスカードは、マレーシア旅行を計画している方にとって持っておくと安心できるカードのひとつです。一般カードなら年会費は永年無料でありながら、豊富な補償が受けられる海外旅行保険が付帯されています。
マレーシア旅行中にケガや病気、盗難といったトラブルに見舞われたとしても、エポスカードの海外諸侯保険があれば保証金が支払われるため、急な出費にも慌てることなく対処可能です。
国際ブランドは海外で最も普及率が高いVisaであり、マレーシア国内でもさまざまな店舗で利用できます。ショッピングの際のポイント還元率は0.5%とごく一般的なものですが、エポス優待店舗での割引特典やポイントアップなどを活用すればお得に旅行が楽しめます。
ただし、海外旅行保険は自動付帯ではなく、旅行代金をカード払いすることで利用可能な利用付帯である点には注意が必要です。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | 基本0・5%(一部店舗で還元率アップ) |
ETCカード | 発行手数料・年会費無料 |
家族カード | 発行不可 |
付帯保険 | 傷害治療200万円、疾病治療270万円、携行品損害20万円など利用付帯) |
海外キャッシング | 利用可能(ATM手数料・利息別途) |
ANA・アメリカン・エキスプレス・カード
ANA・アメリカン・エキスプレス・カードは、マイルを効率よく貯めながら海外旅行を楽しみたい方に最適な1枚です。カード利用100円ごとに1マイルポイントが貯まり、1,000ポイントで1,000ANAマイルに交換できます。
特にANAを頻繁に利用する方に対してはマイルの上乗せ特典があり、飛行機で旅行をする機械Hが多い方には大きなメリットのひとつといえるでしょう。
マレーシアでもアメリカン・エキスプレスは都市部を中心に広く対応しており、レストラン・ホテル・高級ショッピングモールなどで利用可能です。著名な観光スポットなら問題なく利用できるでしょう。
また、海外旅行保険も付帯されており(利用付帯)、最高5,000万円の補償が受けられるため、万が一の事故や病気にもカードを持っておけば安心です。さらに空港ラウンジ利用や手荷物無料宅配など、旅を快適にする特典が充実しているのも魅力のひとつです。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | American Express |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く)の安定した収入がある方 |
ポイント還元率 | 100円=1ポイント(実質1%・マイル交換可) |
ETCカード | 年会費無料・発行手数料1,000円(税込) |
家族カード | 年会費2,750円 |
付帯保険 | 利用付帯:傷害死亡・後遺障害最大5,000万円、傷害治療100万円ほか |
海外キャッシング | 非対応 |
ビューカード
ビューカードはSuicsチャージや定期券購入でポイントが貯まりやすく、国内での利便性が高いクレジットカードですが、実は海外旅行の際にもかなり役立つ1枚だったりします。
国際ブランドはVisa・JCB・Mastercardの3種類から選べるので、好みのブランドを選ぶとよいでしょう。マレーシアなど海外利用がメインならば、もっとも普及率が高いVisaがおすすめです。
JRE POINTは1,000円利用で15ポイント付与され、Suicaへのチャージや加盟店での利用が可能です。海外旅行保険も付帯されていて、ケガ・病気の補償だけではなく携行品損害にも対応しています。
カードで旅行代金を支払うことで有効になる利用付帯ではあるものの、旅行前の航空券購入やホテル決済に利用すれば問題なく利用できます。海外キャッシングにも対応しており、旅行先で急に現金が必要になったときでも安心です。
年会費 | 524円(税込)初年度は無料 |
国際ブランド | Visa・JCB・Mastercard |
申し込み対象 | 18歳以上(高校生除く) |
ポイント還元率 | Suica関連で最大1.5% |
ETCカード | 年会費・発行手数料無料 |
家族カード | なし |
付帯保険 | 死亡後遺障害最大500万円、傷害治療150万円、携行品20万円(利用付帯) |
海外キャッシング | 利用可能(ATM手数料・利息別途) |
dカード ゴールド
dカードゴールドは、ドコモユーザーが使うとお得なカードですが、海外旅行用に携帯するのにも便利な高機能のクレジットカードです。ドコモ利用料金でポイント還元が10%になるのが最大の特徴ですが、一般加盟店のショッピングであっても1%のdポイントが貯まり、海外利用でも同様にポイントが加算されます。
国際ブランドはVisaまたはMastercardで、両者ともマレーシアなら主要都市・観光エリアの各店舗や施設などで幅広く利用可能です。
海外旅行保険は最高1億円の傷害死亡保険をはじめとして、航空機遅延費用・携行品損害・救援車費用まで幅広くカバーしています。さらに自動付帯となっており、カードさえ保有しておけばカードで旅行代金を支払わずとも利用可能です。
年会費 | 11,000円(税込) |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
申し込み対象 | 20歳以上の安定した収入がある方 |
ポイント還元率 | 通常1%・ドコモ利用料金は10% |
ETCカード | 年会費・発行手数料無料 |
家族カード | 1枚目無料・2枚目以降1,100円(税込) |
付帯保険 | 死亡後遺障害最大1億円、治療300万円、携行品50万円など |
海外キャッシング | 利用可能(ATM手数料・利息別途) |
ACマスターカード
ACマスターカードは即日発行も可能な利便性重視のクレジットカードです。三菱UFJファイナンシャルグループのアコムが発行していて、年会費は無料ということもあって、海外旅行用でとりあえずクレジットカードを作りたいといった際に気軽に申し込みできます。
国際ブランドはMastercardで、マレーシアならば主要都市や観光地の各店舗や施設で幅広く利用可能です。通常の観光目的でマレーシアを訪れるなら、ACマスターカードが使えないといったアクシデントに見舞われるケースはかなり低いでしょう。
ショッピン技領事のポイント還元制度はありませんが、利用金額の0.25%が自動的にキャッシュバックされます。海外旅行保険が付帯されていない点には注意が必要ですが、スマートフォンからの管理機能が充実していて、不正利用のリスクは最小限に抑えられます。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard |
申し込み対象 | 20歳以上の安定した収入がある方 |
ポイント還元率 | なし(利用額0.25%キャッシュバック9 |
ETCカード | 発行不可 |
家族カード | 発行不可 |
付帯保険 | なし |
海外キャッシング | 利用可能(利率年10.0~18.0%、ATM手数料別途) |
マレーシアでクレジットカードは使える?マレーシアのキャッシュレス事情について
マレーシアでは多くの場所でクレジットカードが利用でき、キャッシュレス決済が普及しています。マレーシアを訪れるなら、キャッシュレス事情について事前に把握しておくようにしましょう。
マレーシアのクレジットカード普及率
マレーシアではコロナ禍以降、キャッシュレス決済が急速に普及しており、クレジットカードの保有率も年々増加傾向です。2024年の金融リテラシー調査によると、約43%の人がクレジットカードを保有しているという結果でした。また、マレーシア政府は2030年ごろまでに完全キャッシュレス化を目指すと発表しています。
主要都市部や観光スポットではクレジットカードでの遅払いは日常化しており、高所得者を中心に複数枚所持する方も存在します。
日本でも有名な観光地を訪れるならば、日本とほぼ変わらない感覚でクレジットカードを使えると思っておいてよいでしょう。一方で地方や郊外では現金志向の店舗も一部あり、クレジットカードの支払いに対応していないところもあります。
マレーシアで使えるキャッシュレス決済一覧
マレーシアではさまざまなキャッシュレス決済が利用可能です。主要都市や観光地のほとんどで利用可能なキャッシュレス決済は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード
- モバイル決済
- タッチ決済
- QRコード決済
クレジットカードの国際ブランドのシェアはVisaとMastercardが圧倒的に主流です。American ExpressやJCBも利用可能店舗は増えているものの、マレーシアに行くならVisa・Mastercardを選んでおくと無難でしょう。
タッチ決済も広く普及しており、一定以下の金額なら暗証番号入力は不要ですが、店舗によっては求められる場合もあります。
モバイル決済に関してはDuitNow QRが普及していて、銀行アプリやeウォレットが共通のQRコードで利用可能です。店舗側はひとつよQRコードで多数の決済サービスに対応でき、利用者も普段使用しているアプリで決済が可能と非常に便利です。デビットカードでの決済も可能で、基本的な使い方は日本国内と変わりありません。
QRコード決済は先に紹介したDuitNow QRがメインとなっており、マレーシアの国民にとって欠かせないインフラのひとつとなっています。
マレーシアで使える国際ブランドは?
マレーシアでは以下の国際ブランドが利用可能です。
- Viza
- JCB
- MasterCard
- American express
- Union Pay
- Diners Club
5つの国際ブランドのうち、圧倒的シェアを誇っているのがVizaとMasterCardであり、ホテル・飲食店・ショッピングモール・観光スポットなど、あらゆる場所で利用可能です。
マレーシア旅行でクレジットカードを使うなら、どちらかのブランドを選んでおけばキャッシュレス決済で困ることはほぼないでしょう。
JCBとAmerican expressは、一部高級店や有名観光地ならば利用可能です。JCBは近年利用可能な店舗が増加傾向にあり、特に日系レストランならば使えるケースが多いです。
マレーシアでクレジットカードを使うメリット
マレーシアでは買い物や宿泊料金の支払いにクレジットカードを使うことでさまざまなメリットが得られます。支払い時の利便性だけではなく安全性やコスト面でも利点があるため、利用しない手はありません。
海外旅行保険が付帯
マレーシア旅行でクレジットカードを携行する最大のメリットは、海外旅行保険が付帯されている点です。多くのクレジットカードには海外旅行時のケガ・病気の治療・携行品の破損・航空機の遅延などによる損害をカバーする保険が付いていて、万が一の際の心強い味方です。
クレジットカードの海外旅行保険にはカードを持っているだけで自動的に保険が適用されるものと、旅費などをカードで支払うことで補償が有効になるものとがあります。
さらにカードによって保証内容・保険ごとの補償金額の上限・保証範囲もカードごとに異なるので、出発前に内容を確認しておくことが重要です。
医療費が高額になることも多々ある海外では、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の有無で万が一の出費に大きな差が生じることもあります。
ホテルのデポジットに使える
マレーシアにあるホテルの多くでチェックイン時にデポジット(保証金)の支払いを求められます。
デポジットは滞在中の物損やミニバーの利用など、追加料金が発生した場合の備えで、現金の支払いも可能ですが、クレジットカードならば提示するだけでスマートに処理できます。カードによるデポジット払いでは実際にお金が引き落とされるわけではなく、一定額が一時的に確保される形になるため、手持ちの現金を減らさずに手続き可能なのが大きなメリットです。
チェックスト後、問題がなければデポジットとして預かった金額は自動的に解除されます。特に中級クラス以上のホテルや外資系チェーンではクレジットによるデポジットが主流であり、持っていないとチェックインそのものを断られるケースもあるため、クレジットカード携行は旅行者にとって必須です。
旅行中のトラブルに備えられる
マレーシア旅行中にクレジットカードを保有し、キャッシュレス決済をメインにしておくことで万が一のトラブルにも柔軟に対応できます。
現地で公共交通機関を受診する場合や良きセブ交通トラブル、荷物の紛失など突発的な出費が発生した際には、すぐに支払いできるカードの存在が大きな安心に繋がります。
現金しか持っていない場合、対応可能な金額に限界がありますし、緊急時に両替やATMを探す手間もかかります。さらに多額の現金を持っていると、盗難や紛失のリスクを高める要因ともなります。
クレジットカードならば、仮に紛失・盗難に遭ったとしても即座に利用停止や再発行手続きをすれば、被害を最小限に抑えられます。旅先の安全対策としても現金払いよりもカードによるキャッシュレス決済をメインにしておくのが賢明です。
両替手数料が不要
マレーシア旅行中、現金を日本円から稀0-シアの通貨であるリンギットに両替する際には、降雨校や両替所で数%の手数料が発生します。さらに両替所によってレートにばらつきがあり、知らない間に損をしていることも少なくありません。
クレジットカードでの支払いにしておけば為替手数料が1~2%台で済み、空港や観光地で両替するよりもコストパフォーマンスが高い傾向にあります。
また、現金の両替では必要な金額を事前に見積もっておく必要がありますが、カードならば必要なときに必要な分だけを支払えるので、使いすぎを防ぐ管理のしやすさも未Kちょくです。」現地で両替所を探す手間も省けるため、移動や観光に集中できる点も、クレジットカード活用の大きなメリットです。
マレーシアでクレジットカードを使うときの注意点
マレーシアではクレジットカードを便利に利用可能ですが、海外ならではの注意点がいくつかあります。手数料。不正利用の対策など安心してつかうために知っておきたいポイントを解説します。
海外利用手数料は必ずかかる
マレーシアでクレジットカードを利用すると、必ず海外利用手数料(クぁせ手数料)が発生します。海外利用手数料は日本円以外の通貨で支払う際に上乗せされる手数料で、通常利用金額の1~2%程度です。ただし、手数料はカード会社によって異なります。同じ国際ブランドでもカードの発行会社が違えば利用手数料に差が生じます。
複数カードを持っているならば海外利用手数料を事前に比較し、最も手数料が低いカードをメインに使うことで、トータルの旅費を節約できます。
また、海外キャッシングを利用する場合も同様に利息やATM手数料が発生するため、条件を確認して使うことが重要です。手数料をハックしておくだけでムダな出費を避けられます。
日本円建て選択による為替レートの損
マレーシアでの買い物時などでの代金支払いやATM利用などでクレジットカードを使う場合、現地通貨か日本円での支払い方法を選べる場合があります。
このとき便利そうな日本円建てを選択してしまいがちになりますが、日本円建てを選ぶと損をするケースが多いです。
日本円建てを選択すると、店舗側が設定したレートが適用されます。一方で現地通貨払いにするとカード会社が設定したレートでの支払いとなります。店舗側が設定したレートはカード会社のレートよりも高くなっているケースが多いため、トータルの支払額で比較すると日本円建てでの支払いは大きく損をすることになります。
支払いの際は日本円建てではなく、現地通貨で支払いするのが賢明です。たった数秒の差でトータルの支払額が数万円単位で差が出ることもあるので注意しましょう。
不正利用の可能性
海外でクレジットカードを利用する際は、不正利用のリスクにも注意しなければなりません。
マレーシアは比較的治安のよい国ではあるものの、観光客を狙ったカード情報の盗用は少なからず発生しています。例えばカードを読み取るふりをしてスキミング効きで情報を盗まれたり、レストランでカードを一時的に持ち去られ、不正コピーされるといったトラブルが実際に発生しています。
また、盗み見によるATMの不正利用なども報告されているので、ATM利用時は近くに人が立っていないかをかならず確認しましょう。日制利用による被害を防ぐには、レジでのカード決済を自分の眼の前で実行してもらう、怪しいお店での買い物を避ける、利用明細を逐次チェックするといった基本的な対策が有効です。海外旅行の際は少額の支払いでも油断せず、不正利用の兆候を見逃さないようにしましょう。
マレーシアでクレジットカードが使える場所
マレーシアでは以下のような場所でクレジットカードが使用可能です。
- 空港(ショッピング、飲食、交通機関)
- ホテル(宿泊、デポジット、ルームサービス)
- ショッピングモール(ブランド店、スーパー)
- レストラン・カフェ(中級〜高級店)
- 観光施設(チケット売り場、ギフトショップ)
- 配車アプリ・オンライン決済(Grabなど)
- コンビニ・ドラッグストア(都市部中心)
- 銀行ATM(キャッシング対応機)
マレーシアの都市部や観光地ではショッピングモール・レストランはじめほとんどの店舗や施設でクレジットカードが利用可能です。主要なホテルでもクレジットカードが使え、デポジットをクレジットカード払いにすれば手持ちの現金を減らさずに済むといった利便性もあります。
空港では免税店・レストラン・ATMなどで利用可能なので出発までの滞在時間を快適に過ごせます。
マレーシア旅行では現金とクレジットカードを状況によって使い分けることでほとんどの決済に対応可能です。
マレーシアでクレジットカードが使えない場所
一方でマレーシアではクレジットカードが使えない場所が未だにあることも理解しておくようにしましょう。マレーシアでクレジットカードカードが使えない可能性がある施設は主に以下の通りです。
- 屋台・フードコート(特にローカル系)
- 地方の市場や商店(ナイトマーケットなど)
- 小規模な個人経営のレストラン・雑貨店
- タクシー(アプリ非対応の流しの車両)
- 公共バス・一部の鉄道・ローカル交通機関
- 小規模な宿泊施設(ゲストハウスや民泊)
- 一部のマッサージ店・美容サロン
- クレジットカードに対応していない病院・診療所
マレーシアの土地部ではキャッシュレス決済が進んでいる一方で、屋台やナイトマーケットなど現地の文化を楽しめるローカルな施設では現金のみの対応となっているのが一般的です。また、郊外や地方の個人商店、タクシーなどでも現金払いがメインになっている場合があるため注意しなければなりません。
また公共交通機関ではICカードが主流であり、クレジットカードは使えないケースが大半です。さらに個人経営の宿泊施設や一部の医療機関でも現金払いが求められる場合があります。カードが使えない状況に対応するため、必要最小限の現金は保有しておくようにしましょう。
マレーシアのクレジットカードに関するよくある質問
マレーシア旅行を前に、クレジットカードの使い方や注意点に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは現地での支払字によくある疑問やトラブルについて、分かりやすく解説しています。
Q1.マレーシアで使えるクレジットカードの暗証番号は日本と同じですか?
マレーシアでは日本で設定した暗証番号をそのまま利用可能です。暗証番号の入力に失敗すると満足に旅行することすら難しくなるので、暗証番号は旅行前に必ず確認するようにしましょう。また、万が一のことを考慮して、カード会社の連絡先も把握しておくとより安心です。
Q2.マレーシアではクレジットカードの磁気不良は起きやすいですか?
東南アジアの一部地域では高温多湿な気候や店舗が古い端末を長期間使い続けるなどの理由で磁気不良が発生することがあります。マレーシアでもカードが読み取れない、またはエラーになる事例はゼロではありません。
ICチップ付きカードならば読み取りが安定するため、Kレジットカードは極力ICチップ付きのものを利用しましょう。万が一に備えて予備のカードを複数枚持っておくとより安心です。
Q3.クレジットカードの利用限度額は現地で変更できますか?
利用限度額は現地でも変更可能な場合もありますが、基本的には日本のカード会社が管理しているので、限度額を挙げたい場合は旅行前に申請することをおすすめします。
利用可能金額変更の申請は電話またはネットで可能ですが、申請してから手続きが完了するまでに早くても数日必要です。旅行中に大きな買い物をする予定があるならば、早めに申請しましょう。
Q4.マレーシアでクレジットカードの不正利用に遭った場合の対応は?
クレジットカードの不正利用が発覚したならば、すぐにカード会社に連絡してカードの利用停止を依頼しましょう。その後、被害報告や調査が実施されるので、カード会社からの指示に従ってください。
大部分のクレジットカードには盗難補償制度が設けられているので、所定の手続きをして不正利用が認められれば被害額が補償される場合が多いです。並行して必要であれば、現地の警察にも被害届を出しましょう。
B不正利用を防ぐには、利用明細をこまめに確認して身に覚えのない支払いがないかを逐次チェックすることが重要です。
Q5.マレーシアのATMでクレジットカードを使ってキャッシングはできますか?また、その際の手数料は?
国際ブランド付きのクレジットカードならば、銀行ATMでキャッシングを利用可能です。ただし、利用するとATM利用手数料に加えて利息(年利10~18%程度)が発生します。利息は日割りとなっているので、帰国したらできるだけ早めに返済するようにしましょう。
まとめ
マレーシアではクレジットカードが広く利用でき、旅行中の支払いをスムーズかつ安全に行えます。海外旅行保険の利用や両替手数料の節約など、カードならではのメリットも多く、うまく活用することで安心してマレーシア滞在を楽しめます。
ただし、手数料の変動や不正利用への対策などクレジットカードならではの注意点もあるため、出発前はカードの内容と暗証番号、カード会社の連絡先を確認しておくことが大切です。