セブ島旅行におすすめのベストシーズンは、乾季の12月から2月です。安い時期やハネムーンに適した時期はいつなのかなども気になるところ。
そうしたさまざまなベストシーズンを知ることで、セブ島旅行はもっと楽しくなります。
セブ島には日本のような四季はなく、シーズンと言っても乾季と雨季の2種類が主です。
本記事では、そんなセブ島のベストシーズンについて紹介していくので、セブ島旅行の予定がある方はぜひご参照ください。
セブ島旅行におすすめのベストシーズンは?

セブ島旅行におすすめのベストシーズンは、12月から2月の乾季です。この期間は特に旅行を楽しむのには最適で、この時期のセブ島はあまり雨が降りません。セブ島旅行と言えばマリンスポーツなどのアクティビティは欠かせませんが、晴天が多い乾季のほうが雨季よりも楽しめるのがポイントです。
さらに12月から2月の間は気温もあまり高くなく、最高気温は30℃程度で最低気温は23℃程度と、日本人にとっては比較的過ごしやすい時期となっています。
日中と夜間での寒暖差があるので、1日中汗ばむこともなく快適に過ごせますよ。
ただし、寒暖差があるため、風邪を引かないように上着の用意などをしておくことをおすすめします。その次にお勧めなのは、3月から5月。2月までと比べると気温は上がってくるものの、まだまだ過ごしやすいですよ。
晴天率が1年で最も高いので、マリンスポーツを楽しむには12月から2月よりも適しています。5月には、大迫力なジンベイザメの遊泳が見られるかもしれないツアーが開催されることもあります。
観光を満喫したい方や過ごしやすい時期が良い方は12月から2月、海を満喫したいなら3月から5月の間がおすすめですよ。
セブ島旅行が一番安く行けるシーズンは?
セブ島旅行が安く行けるのは、長期休暇明けで旅行客が比較的少なくなる6月、9月、1月頃です。
逆に、日本の長期休暇とフィリピンのハイシーズンと言われている乾季は航空券やホテルが高額になるので、安さを重視する場合にはおすすめしません。
以下は、日本の季節ごとの東京〜セブ島間の復路の航空券の料金の目安です。
シーズン | 料金目安 |
春 | 60,000円〜100,000円 |
夏 | 30,000円~160,000円 |
秋 | 30,000円~50,000円 |
冬 | 40,000円~90,000円 |
セブ島のシーズン別で見る気候と服装について
セブ島の気候は、時期によって変わります。大まかには乾季と雨季で異なり、細かく見ればそれぞれのシーズンのなかでも気温が変わるものです。気温が違えば、適した服装も変わってきます。
そこで今度は、セブ島のシーズン別で見る気候と服装について紹介していくので、ぜひご参照ください。
まずシーズンごとの平均気温については、以下の通りです。
シーズン | 平均気温 |
乾季(12月~5月) | 32℃前後 |
雨季(6月~11月) | 30℃前後 |
ただ、乾季は最高気温が35℃近くになる時期もあります。3月から5月は気温が上がり、日によっては日中に日本の夏以上に暑くなることがあるので、気をつけましょう。
乾季(12月〜5月)
セブ島の乾季は、12月~5月頃まであります。晴天の日が多く、湿度が低いのが特徴です。比較的快適な気候が続きます。
12月から2月は特に気候が安定していて、平均気温も26℃から30℃程度。比較的過ごしやすいです。3月から5月にかけては、最高気温が35度前後になる日もあり、暑いです。
そんなセブ島の乾季には、1月の第3週のシノログフェスティバルや5月のRed Bull Dance Your Style Philippinesなどのイベントが楽しめますよ。
乾季のセブ島旅行の服装
乾季は、セブ島では比較的暑い時期です。晴天の日が多く、強い日差しの対策も必要になります。
日中の外出は、上半身は半袖やノースリーブがおすすめです。下半身は短パンとサンダルなど、とことん軽装で涼しいファッションで揃えましょう。
ただ、日差しと紫外線対策は必須!日焼け止めは必ず塗っておきましょう。
さらに、屋内はエアコンがしっかりときいているので、薄手の上着を一枚持っておくのもおすすめですよ。
雨季(6月〜11月)
セブ島の雨季は、6月から11月です。雨季は乾季ほど晴れの日が多くはないものの、1日中雨が降り続ける日が多いというわけではありません。
午後にスコールが降ることが多い時期というだけで、晴れの日もあります。雨季でも雨具さえ用意していれば、快適に観光とアクティビティが楽しめますよ。
さらに、気温が28℃前後に比較的落ち着いていることが多いので、湿気さえ気にならなければ過ごしやすいと言えます。
日本は湿度が高い国なので、日本人は比較的雨季を楽しみやすいですよ。
そんな雨季のイベントには、7月の音楽フェスティバルや10月のエレクトロ・ビーチ・フェスティバルなどがあります。雨季には、乾季とはまた違う楽しみがありますよ。
雨季のセブ島旅行の服装
セブ島の雨季は、日本と同じような夏服を着るのがおすすめです。湿度が高いので、通気性が高い素材の服装がおすすめ。半袖短パンでもちょうどいい気温です。
ただ、雨季は日中と夜間の寒暖差があります。屋内の冷房対策と夜間の寒暖差対策として、カーディガンなど羽織るものも用意しておきましょう。
さらに、乾季ほどではないにしても日焼け対策をしておくのがおすすめですよ。
セブ島旅行で気をつけるべきシーズンやイベント
ここまで、セブ島旅行のベストシーズンやおすすめの服装などについて紹介してきました。セブ島は日本と比べると年中暑い島で、スコールも多いです。そんななかでより楽しめるシーズンを探すのが大切ですが、セブ島旅行には雨季や乾季の気候だけでなく、気をつけるべきシーズンやイベントもあります。
そこで今度は、セブ島旅行で気をつけるべきシーズンやイベントについて紹介するので、気になる方はぜひご参照ください。
1月はシヌログ祭で混雑・料金高騰
セブ島では、毎年1月の第3日曜日にセブ市でシヌログ祭というお祭りが行われます。これはフィリピンで最大で、最も有名なお祭りです。
キリスト教の守護聖人であるサント・ニーニョの信仰を祝うお祭りで、毎年きらびやかな衣装でメイクアップしたダンサーがダンスを披露するのが特徴。
とても賑わうお祭りなので、この時期は毎年混雑します。航空券の料金などが高くなることにも、注意が必要です。
さらに、シヌログ期間中にはテロ防止のための通信規制がかけられます。お祭りの最終日および、その前日には電波は使えなくなるので注意しましょう。
集団行動からはぐれたときには合流が難しいので、くれぐれも集団行動から外れないようにしてくださいね。
雨季(特に台風シーズン)は観光制限に注意
セブ島の雨季には、観光制限がかけられることがあります。7月から8月にかけては台風シーズンにあたるので、特に制限が課せられやすいです。
スコールによるアクティビティの中止や、飛行機および船などの交通手段の欠航などが起こり得ます。
雨季の観光は予定通りに進まないものだと思っておいて、中止になった際の第二のプランも考えておくのがおすすめです。
アクティビティが中止になったら屋内で楽しめる買い物やお店巡りを楽しんだり、お土産を買ってみたり、制限のなかで楽しむ工夫をしましょう。
思う存分アクティビティを楽しみたい場合は、乾季がセブ島のベストシーズンなので、乾季に旅行することをおすすめします。
3〜4月はホーリーウィーク(聖週間)
3月下旬から4月末の間、セブ島を含むフィリピンではホーリーウィーク(聖週間)に入ります。
ホーリーウィークは、毎年日付が変わるので注意しましょう。3月22日から、4月25日の間のいずれかに設定されます。
春分の日を過ぎた最初の満月の次の日曜日に、イースター。ホーリーウィークはイースターの日曜日の4日前から始まる決まりがあるので、イースターの日が決まらなければホーリーウィークの日も決まりません。
満月の周期によって判断されるので、この時期にセブ島に行く場合はあらかじめフィリピンの祝日カレンダーをネット上で確認しておきましょう。
ホーリーウィークでも旅行はできますが、商業施設が臨時休業したり公共交通機関が減便したりします。
国民の8割以上がカトリックだと言われているフィリピンでは、とても重要度の高い祝日で、多くの人が地元に帰省して家族と過ごしているのが理由です。
フィリピンの人の社会風俗に興味があれば別ですが、そうでない場合はホーリーウィーク期間は避けるのが無難ですよ。
まとめ
本記事では、セブ島旅行のベストシーズンやシーズンごとのおすすめの服装などについて、紹介してきました。
セブ島旅行のベストシーズンは、乾季の12月から2月の間!正月後だと航空券が安い時期と重なるので、特にセブ島旅行ではおすすめの時期です。
友人や家族と旅行をする際だけでなく、ハネムーンの予定を組む際にもセブ島旅行のベストシーズンを意識することで、よりセブ島を満喫できるようになりますよ。
予算や楽しみたいアクティビティなどと相談し、ベストシーズンも参考にしつつ、旅行の日程を組んでみましょう。