JFKからマンハッタンまでのおすすめの移動手段は?所要時間や最安値で行く方法を紹介

jfkからマンハッタン

アメリカを代表する巨大都市、ニューヨークのマンハッタン!マンハッタン周辺には3つの主要な空港がありますが、中でもjfk(ジョンFケネディ空港)は、日本からの直行便もありニューヨークへの移動が便利です。

エアトレイン+地下鉄、タクシー、シャトルバスなど複数の移動手段がありますが、どれを選ぶべきなのか迷うところがあるでしょう。

本記事では、jfkからマンハッタンまでのおすすめの移動手段を紹介します。地下鉄やタクシー、配車サービスなどいくつかの移動手段を厳選し、特徴や所要時間、コストなどをまとめてみました。

さらに、それぞれの移動手段ごとのメリットやデメリットも解説するので、マンハッタンへの旅行計画の参考にしてみてください。

jfkからマンハッタンへ!定番の観光ルートを楽しもう

jfkからマンハッタンへのルートは、観光の定番ルートとして知られています。まずは、JFK空港からマンハッタンまでの距離などの基本情報を紹介するので、観光の要所を効率よく巡るためにも、基本情報を押さえましょう。

観光名所を網羅するならjfkからマンハッタンへ

観光名所を網羅するならjfkからマンハッタンへ

出典:TRAICY

JFK空港からマンハッタンへの移動は、観光の定番ルートです。ジャマイカやロングアイランドシティなどの主要な街を通って、ニューヨークの中心地であるマンハッタンへ移動します。

マンハッタンは、タイムズスクエア、エンパイアステートビル、セントラルパーク、自由の女神像、ブロードウェイの劇場街など、数多くの世界的な観光スポットが目白押し!初めてのニューヨーク訪問者であれば、人気の名所を事前に把握し効率よく回ることが重要です。

マンハッタンを拠点にすると、観光名所の移動がスムーズにできます。気になる都市文化やグルメ、ショップがあれば足を運んでみてください。

jfkからマンハッタンまでの距離と所要時間

jfkからマンハッタンまでの距離と所要時間

出典:Wikipedia

JFKからマンハッタンまでの距離は、約24㎞(約15マイル)。移動手段、また交通状況によって時間は変動しますが、距離的には現実的で無理のない範囲です。

車で移動する場合は約30分〜1時間ほどかかります。その他にも地下鉄やエアトレインなどの公共交通機関でも乗り換えのタイミング次第では、同じような時間がかかるでしょう。

それぞれの移動手段と所要時間を下記にまとめたので、旅行の計画や時間管理の参考にしてみてください

移動手段所要時間特徴
エアトレイン+地下鉄約1時間20分程度・エアトレインでJamaica駅やHoward Beach駅に向かい、地下鉄でマンハッタンへ移動・複数の路線で複数のエリアに移動できる
エアトレイン+LIRR約30分(JFK空港からペンステーション駅まで)・エアトレインでJamaica駅に向かい、LIRRに乗り換え移動・地下鉄よりも早く移動することが可能
タクシー約45〜60分程度渋滞状況によっては1時間以上・定額料金での移動が可能・ただし追加料金が発生する
Uber・Lyft約45〜60分程度渋滞状況によっては1時間以上・専用の配車アプリから予約すれば、車両手配がスムーズにできる・需要の高さから料金が増額する場合がある
シャトルバス約1時間~1時間半・マンハッタンへ直行することができ安価で利用できる・各ホテルを回るため到着が長引きやすい
送迎・リムジンサービス約45〜60分程度渋滞状況によっては1時間以上・快適な専用車両でマンハッタンへの移動が可能・ただし約250ドルから400ドル以上と相場が高め

最安値でjfkからマンハッタンに!エアトレイン+地下鉄

初めてのニューヨーク旅行で、マンハッタンへの移動に不安がある方は「エアトレイン+地下鉄」の組み合わせがおすすめです。

JFK空港からマンハッタンへ最も安価に移動できるルートとして知られており、空港から地下鉄駅のあるJamaica(ジャマイカ)駅やHoward Beach(ハワードビーチ)駅まで結び、そこから地下鉄でマンハッタン含めたニューヨーク市内へアクセスできます。

では、エアトレイン+地下鉄を移動する際のルートや料金体制がどのようなものなのか見ていきましょう。

エアトレイン+地下鉄の料金とルート解説

エアトレイン+地下鉄の料金とルート解説

出典:フォートラベル

エアトレインは、空港内を循環する路線とJamaica駅方面、Howard Beach駅方面の3つの路線があります。

Jamaica駅とHoward Beach駅はいずれも地下鉄路線が充実しているため、どの駅も約10分で移動が可能!Jamaica駅はマンハッタン東側の主要な地下鉄路線に接続しており、Howard Beach駅はマンハッタンの南西部へ行く地下鉄A線へ乗り換えできます。

また、JFK空港内の各ターミナル間、および駐車場やレンタカーセンターへの移動に利用する場合は無料です。

料金はエアトレインが8.50ドル、地下鉄が2.90ドル、合計で約11.40ドル(OMNYカード利用時)。エアトレインは、専用のチケットカードの購入が必要です。1枚のカードにチャージできる仕組みとなっているため、帰りも同じカードで空港まで行けます。5歳未満の子どもは無料で乗車できるので、家族連れであればお得に乗れるでしょう。

また地下鉄料金を支払う際は、OMNYカードを活用するのが便利です。あらかじめOMNYカードにチャージすれば、改札での移動がスムーズになります。

所要時間と乗り換えの流れ

所要時間と乗り換えの流れ

出典:フォートラベル

JFK空港からエアトレインでJamaica駅またはHoward Beach駅まで約10分。そこから地下鉄の乗車時間は約30〜45分程度で、マンハッタンの主要駅に到着します。乗り換え時間を考慮すると、合計所要時間は約1時間20分程度を見込んでおくとよいでしょう。

Howard Beach駅は地下鉄A線、Jamaica駅は地下鉄E線・J線・Z線などの路線が充実しているため、目的地に応じた路線移動ができます。

ただし、地下鉄駅の多くはエスカレーターやエレベーターが少ないため、階段での上り下りの際、スーツケースや重い荷物があると移動で苦労するかもしれません。

エアトレイン+地下鉄のメリット

エアトレイン+地下鉄のメリット

出典:Wikipedia

  • 料金が非常に安く、公共交通機関のため経済的。
  • 24時間運行されており、深夜早朝でも利用可能。
  • 空港内各ターミナルを連絡しているため、ターミナル間の移動にも便利。

エアトレイン+地下鉄のメリットは、安く簡単にスマートにJFK空港からマンハッタンまで移動できるところ!タクシーやライドシェア(Uber/Lyft)が約70ドル〜100ドル以上かかるのに対し、エアトレインと地下鉄の場合は合計でも11.40ドルで済みます。また、タクシーのようにチップや通行料などが発生しないため、リーズナブルな価格で移動できるのも魅力です。

また、エアトレイン+地下鉄の場合は短時間でスムーズに移動できるところが魅力。タクシーやシャトルバスだと、ニューヨーク特有の渋滞に巻き込まれるリスクがありますが、鉄道であれば渋滞の心配がありません。

さらに、エアトレインとニューヨーク市地下鉄(MTA)は24時間運行しており、約15分間隔で運行されています。深夜や早朝でも活発に運行しているので、フライト時間に合わせた移動が可能です。

エアトレイン+地下鉄のデメリット

エアトレイン+地下鉄のデメリット

出典:フォートラベル

  • 乗り換えが複雑
  • 荷物が多いと移動が大変
  • 夜間の治安への懸念

エアトレイン+地下鉄で注意しなければならないのが、乗り換え間違いです。Howard Beach駅の場合は1路線ですが、Jamaica駅は複数の地下鉄路線が走っているため、不慣れな方だと乗り換えで混乱しやすくなります。

また、地下鉄の駅のほとんどはエスカレーターやエレベーター設置が少ないため、大きな荷物があると移動で苦労する場面が出てくるでしょう。大きな荷物での移動で体力に自信がない場合は、タクシーやシャトルバスなどでの移動も検討した方がよいかもしれません。

さらに、夜間での地下鉄移動は注意が必要!乗客同士でのトラブルやスリ、盗難などの犯罪に巻き込まれるリスクがあるため、治安面で不安を感じる場合は昼間の移動がおすすめです。

最速でjfkからマンハッタン!エアトレイン+LIRR

JFK国際空港からマンハッタン中心部へ速く移動する手段として、エアトレインとロングアイランドレイルロード(LIRR)の組み合わせがあります。

ペンシルベニア駅、ロングアイランドシティ駅などの主要駅も結んでおり、地下鉄よりもスムーズな移動が可能です。

ここでは、LIRRの乗車方法や切符の買い方、所要時間や料金の目安、利用時のメリットとデメリットについて解説します。

LIRRの乗車方法と切符の買い方

LIRRの乗車方法と切符の買い方

出典:Wikipedia

LIRRはJFK国際空港からエアトレインに乗り、Jamaica駅にて乗り換えできます。地下鉄と比べLIRRホームはサインや案内が充実しているため迷いにくく、比較的スムーズに乗り換えが可能です。

切符は、自動券売機かオンラインにて購入できます。券売機はタッチパネル式となっており、目的地や人数を選び、クレジットカードや現金などで支払いが可能です。日本語にも対応しているため、初めて利用する方でもスムーズに購入手続きが行えるでしょう。

所要時間と料金の目安

所要時間と料金の目安

出典:Wikipedia

エアトレインでジャマイカ駅まで約10分、LIRRでマンハッタンのペンステーションまで約20分、合計で約30分前後が目安の所要時間です。LIRRでの乗り換えやチケット購入などがスムーズにできれば、1時間以内でのマンハッタン移動が期待できるでしょう。

料金はエアトレインが8.5ドル、LIRRがピーク時で約7ドル、オフピーク時で約5ドル程度で、合計15ドル前後で利用できます。ピーク時間とオフピーク時間で料金設定が変わるので、安く乗れるタイミングを狙うとよいでしょう。

平日の昼間や夜遅い時間帯、早朝、土日などはオフピークになる傾向にあるので、これらの時間帯でLIRRを利用してみてください。

エアトレイン+LIRRのメリット

エアトレイン+LIRRのメリット

出典:Wikipedia

  • 速くて快適
  • 混雑が少ない
  • 渋滞影響がない

LIRRのメリットは、速くて快適に移動できる点です。

地下鉄でもスムーズに移動することは可能ですが、LIRRであればマンハッタンのペンステーション駅まで約20分で移動が可能!滞在中の移動ストレスを軽減したい方や次の旅行スケジュールに追われている方におすすめです。

また、混雑の影響を受けにくいのも魅力!地下鉄だと混雑の時間帯で人でいっぱいになりますが、LIRRの場合は車内が込み合いにくく、座席が確保しやすいです。地下鉄よりも広めのスペースが設けられているため、大きな荷物を持っていても楽に移動できます。

またタクシーやバス移動の際に生じる道路の渋滞に左右されないので、スムーズな移動ができる分、計画的な旅日程が組みやすくなるでしょう。

エアトレイン+LIRRデメリット

エアトレイン+LIRRデメリット

出典:Wikipedia

  • 料金がやや高め
  • 乗り換えが必要
  • 徒歩移動がある

地下鉄利用の場合は合計でも11.40ドルですが、LIRRの場合は15ドル前後と割高になりやすいです。より安く利用するためには、先ほど紹介したとおり、オフピークの時間帯を狙って利用するのが望ましいでしょう。

また、ジャマイカでの乗り換えは人によって手間を感じやすいです。地下鉄の場合は事前にOMNYカードにチャージすれば、そのまま改札を通過できますが、LIRRは自動券売機かオンラインにてチケットを購入しなければなりません。

さらにLIRRの乗り場によっては、徒歩移動が発生し、大きな荷物ではやや負担になる場合があります。不慣れな方だと乗り換えで苦労し、乗り遅れる可能性があるので注意が必要です。

定額料金で安心!jfkからマンハッタンまでタクシー移動

JFK国際空港からマンハッタンまでの定番移動といえば、タクシー!かわいい色合いが印象的である「イエローキャブ」と呼ばれる正規タクシーは、ニューヨーカー気分を味わえることで観光客に人気です。

この章では、料金体系や所要時間と渋滞リスク、メリットとデメリットについて詳しく解説します。

jfkからマンハッタン間のタクシーの料金

jfkからマンハッタン間のタクシーの料金

出典:pixabay

JFK空港からマンハッタンへのタクシー料金は、定額で約70ドルです。

これに加え、空港利用料(約1.75ドル)、ニューヨーク州税(約0.50ドル)、ラッシュアワー料金(平日16時〜20時の5ドル)、渋滞料金(マンハッタン96丁目以南の通行で約2.50ドル)が別途加算されます。

さらに高速道路などの通行料やチップ(料金の15〜20%が相場)も別途必要となり、最終的な料金はおおよそ85〜100ドル程度となるのが一般的です。旅費を少しでも安く抑えたい方にとっては、かなりの出費となるでしょう。

所要時間と渋滞リスク

所要時間と渋滞リスク

出典:pixabay

JFK空港からの所要時間は、タイムズスクエア、ペンステーション周辺のミッドタウンだと約45〜60分程度。ニューヨークの交通状況によっては1時間以上かかる場合もあり、特に朝夕のラッシュアワーや週末の混雑時は渋滞による大幅な遅延が生じる可能性があります。

ラッシュアワーや渋滞にはまってしまうと、その分の料金を支払わなければならないので、移動で損をしたくない方は鉄道での利用が望ましいでしょう。

タクシーのメリット

タクシーのメリット

出典:NEWYORK navi

  • ドアツードアの移動が可能
  • 複雑な乗り換えなどがない
  • 大きな荷物でも安心

タクシー移動のメリットは、ドアツードアの直接移動が可能なことです。多くのタクシーは空港のターミナル前に待機しているため、到着後すぐに乗車できますまた、鉄道のように移動中の複雑な乗り換えが必要ないため、楽に移動できるのも魅力!鉄道路線が走っていないところにも移動可能なので、郊外地区に足を運ぶ方にとってはタクシーは欠かせないでしょう。

さらに、大きな荷物や小さな子どもを連れている場合にも便利。トランクに積んで移動できるので、鉄道での大きな荷物での移動で苦労する方にも、タクシー移動はおすすめです。

タクシーのデメリット

タクシーのデメリット

出典:pixabay

  • 料金は高め
  • 渋滞による遅延リスクがある
  • 違法タクシーがある

タクシーのデメリットは、なんといっても公共交通機関に比べて高額になりやすいところ!定額で約70ドルに加え、空港利用料やニューヨーク州税、高速道路料金など、さまざまな料金が発生します。

また、渋滞やラッシュアワーなどの道路状況に応じて料金が変動するため、スムーズに移動できない分の余分な出費は、かなりの痛手となるでしょう。チップの習慣があり、料金総額がわかりにくいのも注意点です。

さらに、空港周辺にはジプシーキャブと呼ばれる違法タクシーが止まっている場合があります。違法タクシーに乗ってしまうと、高額な料金請求や事故時の安全面のリスクでトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意しましょう。

より安全にタクシーに乗車するためには、正規乗り場から利用することが重要です。

Uber・Lyftでjfkからマンハッタンへ

JFK空港からマンハッタンまでの移動にはタクシーのみならず、Uber(ウーバー)やLyft(リフト)などのアプリを活用したライドシェアカーによる移動も主流になりつつあります。

ニューヨークをはじめアメリカ全土で利用が拡大しており、スマートフォンアプリで専用の車を呼んで移動することが可能です。

この章では、アプリ利用の流れと料金の仕組み、所要時間と利用可能エリア、さらに利用時のメリットとデメリットを詳しく紹介します。

アプリ利用の流れと料金目安

アプリ利用の流れと料金目安

出典:SMBC信託銀行

UberやLyftは、いずれも専用のスマートフォンのアプリから簡単に配車手続きをすることが可能。いずれもユーザーフレンドリーなアプリとなっており、アカウント登録をして乗車場所と目的地を入力すれば、最寄りのドライバーがマッチングされます。

アプリにはマッチングしたドライバーの名前や車種、到着までの時間がリアルタイムで表示されるので、ジプシーキャブのようなリスクはなく安全に乗車できるか容易に確認が可能です。

また、距離と時間に基づき具体的な料金相場を提示してくれるのもポイント。渋滞や需要によって変動する仕組みとなっているので、目的地までどれくらいの料金がかかるのか事前にチェックできます。

支払いは、アプリ内で行うことが可能です。チップも同じく簡単に追加できるので、降車もスムーズに行えるでしょう。

所要時間と利用可能エリア

所要時間と利用可能エリア

  出典:Google Play(UberLyft

所要時間は距離や交通状況によりますが、通常のタクシーと同等かやや早い場合もあります。タクシーとの違いは、乗車手配がスムーズであるところ!タクシーの場合はピーク時や混雑時は待ち時間が生じる場合がありますが、UberやLyftであれば事前に手配すればスムーズに移動できます。

また、UberやLyftは広範なエリアで利用可能!JFK空港からマンハッタンはもちろんのこと、ニューヨーク市内のほぼ全域をカバーしています。リアルタイムでドライバーの位置を確認できるため、待ち時間も予測しやすく効率的です。

さらに、アプリには複数の車種オプションがあり、乗車人数や荷物の量に応じて選べます。

Uber・Lyftのメリット

Uber・Lyftのメリット

出典:地球の歩き方

  • アプリで簡単呼び出しができる
  • 料金が事前にわかり、キャッシュ不要でスムーズ
  • 清潔で快適な移動が可能

UberやLyftの魅力は、スマートフォンの専用アプリから誰でも簡単に車を呼べるところ!タクシーのように車を探したり、混雑時に待ったりする必要がなく、乗車場所と目的地を指定すれば、近くのドライバーがすぐに来てくれます。

また、タクシーと比べ料金が分かりやすいのもポイント!乗車前にアプリで料金の概算を把握することができ、追加料金の心配が少ないです。ドライバーの詳細も提示されるので、安全面への配慮もされています

支払いはクレジットカードや電子決済で自動的に行われ、現金のやりとりが不要なので快適です。

さらに、車内は清潔さがあり移動中も快適なひと時を堪能できるのも魅力!車両によっては高級感のあるものもあり、広めのスペースでのんびりくつろげます。あまりの心地よさに、いつの間にか眠ってしまうかもしれません。

Uber・Lyftのデメリット

Uber・Lyftのデメリット

出典:地球の歩き方

  • 需要増加時に増額
  • 配車まで時間がかかる場合がある
  • アプリ操作や英語表記に戸惑うことがある

Uber・Lyftは、需要の高さから配車に時間がかかったり、調達できなかったりする可能性があります。空港周辺であっても、ドライバー不足からアプリを使っても車が呼べず待ち時間が長くなるかもしれません。

また需要増加時に伴い、サージプライシングが適用され通常の相場よりも料金が増額する場合があります。UberやLyftなどのライドシェアサービスで適用されている仕組みで、高額な料金を支払うリスクがあり注意が必要です。

さらに、初めて利用する方だとアプリの操作方法や英語表記で戸惑うことが多いです。特に緊急で移動が必要になった場合で操作が不慣れだと配車確保が難しくなるので、事前に操作確認をしておきましょう。

jfkからマンハッタンへ直行!シャトルバス移動

マンハッタンまで直行で移動する場合は、シャトルバス移動がおすすめ!特にJ・シャトルバスは複数の乗客と相乗りしつつ、宿泊先ホテルや希望の目的地まで直接アクセスできるので、バス移動を検討している方には便利なサービスです。

ここでは、シャトルバスでの移動方法や料金、メリット、デメリットについて解説します。

シャトルバスの利用方法と料金

シャトルバスの利用方法と料金

出典:veltra

シャトルバスは、オンライン予約するか、JFK空港の到着ロビーにあるウェルカムセンターで手配可能です。現在、主に「GO Airlink」「Super Shuttle」の2社が運行しており、マンハッタン市内のホテルまで送迎してくれます。

料金は、マンハッタン内のホテルまで荷物ひとつ含めて約35ドル〜50ドル程度。タクシーに比べてリーズナブルな価格となっているので、移動出費を抑えたい方にはぴったりでしょう。ただし、荷物の大きさや車両種別によって料金が異なるので注意が必要です

支払いは、現地やオンラインのいずれかで行えます。

所要時間と停車の仕組み

所要時間と停車の仕組み

出典:veltra

直行でマンハッタンに向かうものの、複数のホテルに停車する仕組みとなっているため、目的地の順番によっては時間がかかる場合があります。約1時間〜1時間半が目安ですが、道路状況や同乗者の人数によって所要時間が変わるでしょう。

最も遠い目的地に向かう場合は長時間になることもあり、スケジュールを組む際は時間に余裕を持つのが望ましいです。

シャトルバスのメリット

シャトルバスのメリット

出典:veltra

  • 費用が安い
  • 複数人での移動に最適
  • 乗り換えの手間が少ない

シャトルバスの魅力は、移動出費を抑えてマンハッタンまで直行できるところ!タクシーの場合は約90ドル前後しますが、シャトルバスの場合は約20〜40ドルで済みます。チップのような複雑な料金システムもないため、初めての方にとっては安心して利用できるでしょう。

また、シャトルバスは複数の乗客を乗せて運行しており、2人以上のグループや家族旅行でも便利に乗れます。タクシーでも複数人の乗車は可能ですが、人数が多くなると乗車が難しくなったり、タクシー料金が高額になったりする場合があり不便に感じる部分があるでしょう。

さらに、シャトルバスは予約時にホテル名や目的地を指定すると、空港から直接そのホテルや滞在先まで送迎してくれるのもポイント!地下鉄やバスのように乗り換える必要がないため、重い荷物を抱えての移動ストレスが軽減されます。

シャトルバスのデメリット

シャトルバスのデメリット

出典:skyticket

  • 他の乗客の降車場所で時間がかかる
  • マンハッタンの125ストリート以北など一部エリアには対応していない
  • 目的地次第で乗り換えが必要

シャトルバスは、複数の乗客を乗せて複数のホテルに停車するため、順番次第では到着に時間がかかる場合があります。

またラッシュアワーや交通渋滞などもあり、特にマンハッタンの渋滞状況次第では、1時間以上の遅延が生じることも珍しくありません。急ぎで目的地に着きたい場合は、タクシーや配車サービスがおすすめです。

さらに、シャトルバスのサービスは主にマンハッタン中心部のホテルや観光地に焦点を当てているため、125ストリート以北の地域や郊外とされるエリアへの直通サービスがない場合があります。

目的地次第では途中で乗り換えが必要になったり、別の交通手段を利用しなければならなかったりするかもしれません。

気分はVIP!jfkからマンハッタンまでのプライベート送迎・リムジンサービス

JFK空港からマンハッタンまで快適に移動したい方は、プライベート送迎やリムジンサービスを利用するのも1つの選択肢です。

事前予約で専用車を確保すれば、混雑や待ち時間なしでホテルや指定場所まで直行することが可能なので、ストレスフリーかつ優雅な移動体験を堪能できるでしょう。

ここでは、プライベート送迎やリムジンサービスについて解説します。

事前予約方法と料金目安

プライベート送迎・リムジンサービスの手配は、主にオンラインの予約サイトや専門業者から予約可能。予約時にフライト情報や滞在ホテルの住所、乗車人数、荷物の数などを伝えれば、空港到着時にはドライバーが案内してくれます。

料金は利用車種や人数により異なりますが、JFKからマンハッタンまで100ドル程度、高くても片道250ドル〜350ドルほどです。

その他の移動手段と比較して高額になりますが、せっかくのマンハッタン旅行を充実させるなら、利用してみるとよいかもしれません

サービス内容

プライベート送迎サービスは、フライトの到着に合わせて空港内の指定場所でドライバーが待機し乗客を専用車に案内します。

用意する車両は高級セダンやリムジン、SUV、バンなど多種多様!最大4〜6名まで対応可能で、人数次第では広めのスペースが確保された車両を用意してくれます

また無料の待機時間が設けられており、入国審査の遅延にも柔軟に対応!万が一遅れたとしても、遅延した分の追加料金は発生しません。

さらに、ドライバーは交通状況を考慮し最適なルートを選択してくれるので、タクシーやシャトルバスなどと比べて快適かつスムーズな移動が期待できます。

プライベート送迎・リムジンサービスのメリット

  • プライバシー重視の快適な移動が可能。
  • 専属ドライバーによる安心感と安全運転。
  • フライト時間の遅延に対応可能な待機時間が設定

プライベート送迎・リムジンサービスのメリットは、プライベート空間で快適な移動ができるところです。

専用車を利用するため、シャトルバスのように他の乗客との共有がなく自分たちだけの空間を邪魔される心配がありません。長時間のフライトで疲れた後や荷物が多い場合でも、周囲を気にせずリラックスできます。

また、経験豊富な専属ドライバーが快適な移動を実現してくれるのも魅力!ニューヨークの交通事情に精通しており、安全でスムーズなルートをで目的地まで案内してくれます。

事前にフライト情報を登録すると、到着遅延時にも追加料金なしで一定時間の待機が保証されるのもポイント!慌てずに乗車でき、無駄なキャンセルや再予約の手間を避けられます。

プライベート送迎・リムジンサービスのデメリット

  • 料金が高額である点。
  • 交通渋滞などで所要時間が読みにくいこと
  • 細かいルールがあるため事前確認が必要

プライベート送迎は専用車による個別の移動サービスであるために、シャトルバスや一般タクシーに比べて費用が大きく割高になります。JFKからマンハッタンまでの料金は、片道で約250ドルから400ドル以上が相場!車種や人数はもちろんのこと、繁忙期には割増料金となることもあり、予算に余裕がない旅行者にはハードルが高いでしょう。

また、ニューヨークの交通事情に精通していたとしても、渋滞にはまるリスクは0ではありません。道路の状況次第では激しい交通渋滞に巻き込まれることもあり、プライベート送迎であっても所要時間が予測しにくいのが課題です。

さらに、多くのプライベート送迎サービスにはキャンセルポリシーや遅延対応、追加料金など細かい利用規約が存在します。例えばキャンセル期限を過ぎると料金全額の支払い義務が発生したり、フライト遅延による待機時間延長に追加費用が発生したりすることもあり注意が必要です。

初めてプライベート送迎を利用する際は、予約前にサービスの規約を十分確認し、不明点は事前に問い合わせましょう。

jfkからマンハッタンまでに関するよくある質問

鉄道やタクシー、シャトルバスなどJFK空港からマンハッタンへの移動は多様な方法があり、初めての旅行者や時間帯によって疑問を感じることも多いものです。

ここでは、深夜早朝の移動方法、一番安い方法や快適な方法、荷物料金の有無、渋滞を避ける時間帯など、よくある質問に答えていきます

深夜や早朝でも移動方法はありますか?

深夜や早朝でも移動方法はありますか?

出典:あっとニューヨーク

鉄道やタクシー、配車サービスなどであれば、JFK空港からマンハッタンへの移動手段は24時間利用可能です。

エアトレインと地下鉄は24時間運行していますが、深夜や早朝は人通りも少なく犯罪に巻き込まれるリスクもあるため安全面で注意が必要。より安全に移動したい方は、正規タクシーや配車サービスを利用するのが望ましいしょう。

いずれも空港到着ターミナル前に24時間常駐しており、夜間でも安心して利用できます。

一番安い移動方法はどれですか?

費用面で最も経済的なのは、エアトレインと地下鉄の組み合わせです。

エアトレインの運賃が約8.50ドル、地下鉄が2.75ドル程度で合計10ドル台前半でマンハッタンまでアクセスできます。

ただし、地下鉄のほとんどの駅にはエスカレーターやエレベーターなどの設備が少ないため、階段の昇降で苦労する部分があるかもしれません。特に荷物が多い場合は移動が大変になることもあり、移動負担を少なくしたい方はタクシーや配車サービスの利用がおすすめです。

一番快適な移動方法はどの方法ですか?

快適さを重視するなら、プライベート送迎やリムジンサービスがおすすめです。事前に予約すれば、ドライバーが専用車を用意してくれるため、他の乗客を気にせず静かな空間で移動できます。

料金は高額ですが、荷物が多い場合や疲れている時や時間を最優先したい場合、満足度の高い旅行を実現したい場合には選択肢として入れてみるとよいでしょう。

移動方法によっては荷物代はかかりますか?

エアトレインや地下鉄などの鉄道路線は、基本的に追加の荷物料金はかかりません。

タクシーや配車サービスは荷物の大きさにより追加料金が発生することがありますが、料金に含まれていることも多いです。

シャトルバスは荷物数に応じて追加料金が発生するケースがあるので、予約時に確認しておきましょう。

渋滞を避けられる時間帯はありますか?

ラッシュアワーの平日早朝7時〜9時、夕方16時〜19時の時間帯は渋滞しやすいです。もしタクシーや送迎サービスなどの利用を検討している場合には、これらの時間帯を避ければ、所要時間を大幅に短縮することができ、安定した移動が期待できます。

週末や深夜早朝は比較的渋滞が緩和されますが、イベント開催時などは予期せぬ混雑もあるので、移動する際は交通情報をチェックしましょう。

まとめ

本記事では、jfkからマンハッタンまでのおすすめの移動手段を紹介しました。コストを抑えた移動を優先するなら、エアトレイン+地下鉄が王道、最速でマンハッタン中心部へ直行するならエアトレイン+LIRRがおすすめです。

また快適さや荷物の多さを重視するなら、定額制のタクシーやホテルまで直接送迎してくれるシャトルバス、プライベート送迎の利用も検討するとよいでしょう。

移動手段で迷った際は、あなたの旅のスタイルや予算、スケジュールなどを考慮すると選びやすいです。各手段の料金と所要時間を比較し、あなたのニューヨーク旅行に最適な移動方法を選択してみてください。

JFKからマンハッタンまでのおすすめの移動手段は?所要時間や最安値で行く方法を紹介