創業79年の「新杵堂」は、栗菓子を中心とした商品づくりで全国的な知名度を持つ老舗和洋菓子メーカーです。実店舗と自社工場を構え、地域に根ざした菓子づくりを続けています。近年では、観光で中津川を訪れた人が立ち寄る菓子店としても有名です。
今回は、新杵堂の歩みや商品へのこだわり、訪問客が増えている背景についてお話を伺いました。
和と洋の技術を融合させた、新杵堂ならではの味わい

新杵堂は、岐阜県中津川市に本店と自社工場を構える和洋菓子製造メーカーです。創業から79年、三代にわたり菓子づくりを続けてきました。
現在の代表は東京で和菓子の修行を積んだ後、ニューヨークとパリで洋菓子を学び、和菓子の繊細さと洋菓子の華やかさの両方に魅了されたといいます。
「お菓子で人々を幸せにする」という理念のもと、和菓子・洋菓子の枠にとらわれず、多種多様な商品づくりに取り組んできました。
現在は、中山道の歴史ある商店街エリアで栗菓子を中心とした和菓子を販売する一方、本社工場では全国の量販店や通信販売向けの商品も製造しています。
実店舗で味わった菓子を自宅でも味わいたい人には通販もおすすめ。全国どこでも新杵堂を味わえるので、気になる方はぜひ通販をチェックしてみてください。
季節を映す菓子づくりと、人気商品の背景

新杵堂の商品づくりの軸にあるのが、「旬」と「季節感」です。
素材の持ち味を大切にしながら、季節催事に合わせて「今いちばん美味しいお菓子」を形にすることを心がけています。
中でも人気を集めているのが、「栗きんとん」と「まるごと大福シリーズ」です。
みかんやシャインマスカット、渋皮栗などを丸ごと包み込んだ大福は、見た目の華やかさと素材感が魅力で、手土産や贈答品として選ばれることが多い商品です。観光の帰りに購入する人も多く、「旅の思い出として持ち帰れる菓子」としてもおすすめです。
また、ロールケーキも新杵堂を代表する商品の一つで、季節限定の商品を含め、幅広いラインナップを展開しています。
栗きんとん発祥の地で受け継がれる味

新杵堂を語るうえで欠かせないのが、「栗きんとん」です。
栗と砂糖だけで仕上げる素朴な味わいが特徴で、栗本来の風味を楽しめる商品として親しまれています。
中津川市は栗きんとん発祥の地とされ、多くの製造メーカーが存在します。その中で新杵堂の栗きんとんは、「栗の味が濃い」「毎年この味を楽しみにしている」といった声が寄せられており、長年のファンに支えられている一品です。
特別仕様の「THE PREMIUM 栗きんとん」
通常の栗きんとんに加え、特別仕様として展開されているのが「THE PREMIUM 栗きんとん」です。
丹念に炊き上げた栗を使用し、和三盆糖を使うことで、上品でありながら濃厚な味わいを実現しています。
贈答用や、栗好きの方へのご褒美スイーツとして選ばれることが多く、通常商品とは異なる特別感が魅力の一品です。
初めての一品として選ばれるロールケーキ

初めて新杵堂の商品を購入する方におすすめしたい商品が、「栗きんとんロールケーキ」です。
和と洋のバランスがよく、栗きんとんを贅沢に使用しながらも、ふんわりとした生地とクリームで巻き上げた一品で、新杵堂らしさを一度に味わえる商品です。
ロールケーキの生地は、口どけの良さが魅力。しっとりと軽やかな食感が、クリームや栗の風味を引き立てるよう設計されています。冷やしても、少し常温に戻しても楽しめる点も人気の理由です。
訳あり商品やお試しセットが広げる接点

製造過程で形が不揃いになったロールケーキを「訳あり商品」として販売している点も、新杵堂の特徴です。
品質はそのままに、手に取りやすい価格で提供することで、家庭用としての需要を取り込んでいます。
また、インターネット販売では、人気商品を少量ずつ楽しめる「お試しセット」も用意されています。
初めて購入する方にとって、味や特徴を知るきっかけとなるでしょう。
菓子を通して伝えたい、中津川の魅力
新杵堂は、栗きんとん発祥の地・中津川で長年菓子づくりを続けてきた老舗です。和と洋の技術を生かした商品は、地元の人々に親しまれるだけでなく、観光で訪れる人にとっても旅の楽しみの一つとなっています。
季節ごとの素材を大切にし、手仕事の温かみを伝える姿勢が、新杵堂の魅力の一つ。中津川の風土とともに味わう新杵堂の菓子を、ぜひ味わってみてください。
| 施設名 | 株式会社 新杵堂 |
| 公式サイトURL | https://www.shinkinedo.com/ |
| 住所 | 〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林1-15 |
| 営業時間 | 平日10時~16時 |
| 定休日 | 土曜、日曜、年末年始 |

